愛されまどちゃん！【純情編】2

おうち訪問2 ページ2

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高級感あふれるエントランスに、年甲斐もなくおじさんたちでひと騒ぎ。

コンシェルジュさんに笑われたとこで我に返ってインターホンを押す。



小栗「Aちゃーん、あーけーて。かやちゃーん、愛しの銀さんだよー。」


田中「真由子ちゃーん、かわいい翔太だよー。開けて〜。」


間宮「ただいま〜」


綾野「…俺そんな近しい間柄で共演してねぇ！
ねぇ、てかなんで祥太朗だけただいま？

普段の感じですよっての出すのやめてよ！マジで嫉妬する！！」


祥太朗は「え、じゃあ役の方が良かったっすか？マリアー、愛しのローランドだよー。カオリー、大好きなタカノリだよー！ななー、イケメンのれいだぞー。」


って次々と恋人役やった役を挙げてて、剛はなんかわーわー言ってる。

剛めっちゃAちゃんのこと好きだもんなぁ。
共演も、ウロボロスとコウノドリくらい？でもどっちもそんな絡みない役だった気がする。

早くしっかり共演したいなぁ、って言ってたもんな。
だから余計にAちゃんへの好きが募ってるって感じ笑


エレベーターでAの部屋のあるフロアまで行けば、俺が押しても良い！？ってインターホンを震える指で押す剛。笑

着いたよ〜ってみんなで言えば、


A『はーい。おまたせ！
みんなお疲れ様〜、上がってくださ〜い。』

って出迎えてくれる。

何か作ってたのか、エプロンをつけてパタパタ出てくるAはお嫁さんみたいできゅん、ってする。


小栗「A、遅くにごめんね。」


これ、お土産って酒とデザートを渡すと「旬くんありがとう！」ってめっちゃ喜んでるA。

「せっかくの休みに、邪魔してごめんな」って言うと、一人で寂しかったし、きてくれてありがとうって。



めったとないゆっくりできる時間を潰してしまった申し訳なさと、でもそんな時間を俺らに割いてくれた優しさに心が躍る。



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