愛されまどちゃん！【純情編】

ORICON NEWS 6 ページ36

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あなたの番です 中東真由子(2019年)

とあるマンションに引っ越してきた田中圭演じる手塚翔太と、原田知世演じる菜奈の年の差婚の新婚夫婦が、住民会で行われたとあるゲームをきっかけに、事件に巻き込まれる姿を描いたミステリードラマ。

眞殿は、浅香航大演じる刑事・神谷将人の婚約者で黒島(西野七瀬)の通う大学の講師・中東真由子を演じた。
中盤までは、真由子の部屋に、神谷が出入りしていたことから翔太に犯人だと疑われていた。

しかし、真由子の部屋である503号室から、朝方慌てて2人が出ていく姿を見かけたことで恋人関係であることに翔太と菜奈が気づき、真由子は推理に協力することになる。

しかし、一貫してどこか怪しい動きを見せていたため、犯人ではないかと視聴者から推測されていたが、怪しい動きは教え子の黒島沙和を庇うため証拠を隠滅したり、現場に細工をしていたからだった。



15話で恋人の神谷が亡くなった際に、腰を抜かしながらも神谷に縋って置いていかないで、と静かに涙を流すシーンには「まどちゃんがホントに可哀想」、「真由子ちゃん見てるとこっちも涙が出てくる」など眞殿の演技に多くの視聴者が涙した。


【写真】ベンチで亡くなっている神谷のももに頭を乗せ縋り付き、涙を流す真由子


眞殿の出演シーンで最も視聴者の涙を誘ったのが、真由子が亡くなった場面の黒島の回想シーンだ。


18話で部屋で不可解に亡くなっているのが発見されるのだが、最終話で、一連の事件の犯人だった黒島が手にかけた際の経緯を、

「真由子先生、全部わかってたんだもん。それで私を庇うためにいろいろやってくれてたの。間に合うから、って。無理なのにね。

最期の最期まで証拠隠滅しちゃってさ。

でも真由子先生のことは好きだったから、内山がやっちゃった刑事さんとおんなじとこに連れて行ってあげたんです。
2人の婚約指輪もはめてあげて、幸せそうだったでしょ？」

と、翔太と二階堂に明かす。

亡くなる間際まで改心を願って黒島を庇い続けたことや、左手の薬指にはめられた自分と神谷の婚約指輪を幸せそうに眺めて亡くなるシーンに心を痛めた視聴者も多かったはずだ。




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触れたら壊れてしまいそうな儚い役から、嫉妬や愛に狂った女性まで、年々演技の振り幅が大きくなる眞殿さん。
今冬には福田雄一監督メガホンの「新解釈・三國志」の公開も決まっており、ますます目が離せない。

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