【リボーン】三階空き教室の主は何も知らない 2【男主】

【64話】じゃあな！ ページ23

雲雀「…！」


ヒュッ


？「おっと」


ガキィンッ！


雲雀「…ッ」


また弾かれた。

…引き続き雲雀だよ。
なんだよこのオッサン。ムカつく…！


？「ははは、危ない危ない。」


アイツはまだ笑ってる。…クソっ、何でホウキで弾かれるんだ。


雲雀「…次は当てる。」


？「がんばれ〜、ははは！」


雲雀「絶対殺す！」




？side


？「…いやぁ、改めて見ると海キレイだな！」


雲雀「ハァッ！…ハァッ！」


？「ははは。」


よっ、みんな！もう俺が誰だか分かるよな？


雲雀「殺す…」


？「うん。知ってる。」


…10年前だからなぁ、避けるぐらいは出来るんだぜ？


？「(そういえば、千種は…)」


どこ行ったんだ？


？「…お、いたいた。…ん？」



千種「…食べる？」


ランボ「…うん」


千種「…おいしい？」


ランボ「…うん。…グスッ」


千種「そっか」



？「(…ほのぼのしてーら！いいなぁ！)」


というか、千種。お前、子ども好きなんだね！


？「お兄さん嬉しい！」


雲雀「…何言ってんの」


？「我が友人の新しい一面見れて感動してる」


雲雀「訳、わかんない…」


？「そうだよなー、わかんないよなー！」


雲雀「ムカつく…」


？「ははは、それが俺だし。」


雲雀「…」


？「無視か！……ん？」


雲雀「どうしたの…」


？「もうすぐかな。」


雲雀「何が…」


？「じゃーな！…雲雀！あんまり俺をいじめんなよ！」


雲雀「…！」


みんなも、またな！


ドカァアァン…！




「ごほっ！ごほっ！」


やぁ！皆…って、え？くどい？
な、何故ぇ…


「ぎゃあ！め、目に砂が！痛い！」


雲雀「A…？」


「そ、その声は雲雀か！よ、よかった〜！」


雲雀「噛み殺す。」


「全然よくなかった！」


死の宣告ってこれか！これのことだったのか！


「ありがとう千種！」


雲雀「何言ってんの」


ヒュッ


「ぎゃあっ！でももう少し具体的に説明して欲しかったなぁ！」


ｷﾞｬｧｱｱｧｱｧｧ…!


この後の記憶がないのと謎の全身の痛みはマジで理不尽だと思う。

【65話】ぎゃーー！→←【63話】どうも~

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す