小湊亮介の妹で春市の双子の妹はケンカが強くて天才少女でした！？

10話 私が考える大切なこと ページ12

私は言った
倉持先輩と沢村君がこっちを向く
「年とか経験とか大事だと思います
でも、私は9つのポジションを100人近い部員が奪い合う
そんなここだからこそ一年生でもエース番号をもらっていてもいいと思うんです
大事なのは年とか経験とかじゃなくて今までどれだけ努力をしてきたかとか、どこをゴールと決めて自分の限界に挑戦するかとか日々の努力とかが大切だと思うんです
だからレギュラーメンバーに選ばれたら試合に出れない人達のためにも最後まで全力で頑張ることが大切だと思うんです
そして、レギュラーメンバーに選ばれなかった人の涙は努力は汗は無駄にならないと思うんです
だから今までよりも全力で自分の限界に挑戦して、レギュラーメンバーになってやろうと思うことが大切だと思います
だから年とかその関係なくてその…」
「そうだなそれは正論だ
だからこそみんなやってんだ
増子さんだけじゃねー
哲さんも亮さんもみんな努力してんだ
テメーだけが壁にぶつかってんじゃねーんだよ」
倉持先輩はそう言って沢村君に関節技をかけた
「私今日からお世話になる小湊です
野球はあんまり得意じゃないです
どっちかというと守備よりバッティングが好きです
よろしくお願いします」
私は礼をした
「俺は倉持洋一２年だぜヒャッハ」
「沢村栄純だよろしくな」
私は笑いかけた
「//////」
「/////」
二人の顔が赤くなった
「どうしたんですか？
熱ですか？
心配はしてないですよ
ただ練習に影響受けたらちょっとって思っただけですからね」
「///////」
「//////」
また赤くなった
病気が流行ってるのかな？
ってか沢村君が病気になるなんて意外かも笑←
倉持、沢村(ツンデレー可愛い////)
私は手に持っている荷物を部屋の隅においた
そうすると着メロがなった
┌いきなりでごめんね
ずっと前から好きでした
ドキドキ胸の音君に聞こえてないかな？┘
私は携帯をとる
「もしもし、あっリサ？
元気？
私？
元気過ぎて困ってるよー
私青道だよ
リサは？
えっ！！稲実？
敵どうしじゃん
どうすんのよー
私鳴先輩と会いたくないよー
でも、雅さんいるからね
勝之元気？
うんうん
俊樹は？
うんうん相変わらずだねー
周りの女子は？
うわー怖いねー
青道は、そんなことないよー
いじめられないしねー
あっでも兄貴のおかげかも？？
なんでってもう亮ちゃんと春ちゃんに頼るのはやめたんだよねー
だってさここに来た以上甘えてられないし、兄貴達には兄貴達のやることがあるから
兄貴達のこと好きだよ

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