９話 練習参加！？ ページ11
「もし、フェンスまで届いたら…」
監督は一息おいていった
「選手として練習に参加させてやる」
私はその言葉に息を呑んだ
もしかしたら野球ができるかもしれない
どこまで私の力が通用するかわからないけどやりたい野球!!
「やりたい野球!!
投げさせてもらいます!!」
私はそう言って深呼吸をする
そして、ボールを左手に持ち替えた
私はボールを投げた
どんどん飛んでいくボール
周りではまぢかよ
と言う声が聞こえる
ガサッ
と音がした
沈黙のグラウンド
「スイマセン〜
ボールとってきます!!」
沈黙を破ったのは私
わたしの投げたボールはフェんふを超えてしまった
「小湊妹野球の経験は？」
監督に聞かれる
「小学生の時に1度だけやりました」
私は答えた
「中学校の時の部活は？」
「バスケットです」
「練習参加を許可しよう」
監督がそう言った
やったー
「だが、もう一つ試験がある
お前の投球が155㌔を超えたら試合にだそう」
監督がそう言った
「155㌔出せばいいんですよね！？
いいですよ早くやりましょう？」
私は満面の笑みで言った
そして、球を計ることになった
私は左手にボールを持ち替える
私はおおきく振りかぶって投げた
ミットに収まる音がする
「記録
155㌔」
と記録の人が言った
じゃあ私は練習参加！？
よっしゃー
いぇーい
「小湊妹…いや小湊アリスこれからチームに尽くしてくれ」
監督にそう言われた
「はい！！」
私は返事をした
私はそれからブルペンで投げていた
夕食の時間
後ろの方から私に対しての悪口が聞こえてくる
「アリスあんまり気にしたらダメだよ
後で俺がしばいとくから」
「亮ちゃんありがとう
でもね、ここに来た以上昔みたいに甘えてられないから
亮ちゃんに頼るのやめるね
でも、いざとなったら相談するから
私の中で亮ちゃんは大好きな亮ちゃんから大切で大好きな亮ちゃんに変わったよ
これからもよろしくね兄貴!!」
私はそう言って兄貴の方に笑って食堂をあとにした
私は自分の部屋に向かう
私の部屋は５号室
札には
「最悪じゃん
知ってる人一人もいない…」
沢村栄純
倉持洋一
増子透
と書いてあった
ってか私一人だよね女子…
兄貴にチョップされそう
私はそう思いながら部屋の扉を開けた
そこにはベットで寝ている沢村君に雑誌を読んでいる倉持先輩がいた
ちょっと重い空気だった
「お前にはあと３年
正確には２年半もあるじゃねーか」
倉持先輩が言った
「そうですね
でも、ここに来たからには年とか関係ないと思います」
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かろん - 『 』さん» わかりました!!考えてみます!! (2014年8月21日 10時) (
レス) id: b843e8bd13 (このIDを非表示/違反報告)
『 』 - 私は成宮鳴が好きなので鳴落ちにしてください！ (2014年8月11日 17時) (レス) id: 34f03039da (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：かろん | 作成日時：2014年7月23日 12時
