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お姉さんを家まで運んだ(ほとんど引きずってきた)私は、中途半端にも廊下の壁にゆっくりと座らす。本当は、ソファーまで運びたかったけれど…断念した。
だって重いんだもの!このお姉さんすっごく重い!簡単に持ち上げられたのに、運ぶ時は重いって…。
オプションの許容範囲がよく分かりません神様。
…ってそんな場合じゃなかった! 取り合えず、お姉さんの体をこれ以上冷やさないようにと、部屋から厚手の毛布を引っ張り出してお姉さんに掛ける。
次に、いつもお世話になっている大きめの救急箱とビニール手袋と止血用のタオル何枚かをリビングと浴室から持っていき、ドタバタと部屋を駆け回る。下の階の住人さんごめんなさい。
持ってきたビニール手袋を両手に着用してから、おそるおそる傷口がどこかを探す。
あぁ…コンタクトつけていない+お姉さんの黒い服のせいで、傷口がどこか分からない。目を凝らしても、血がどこから滴っているのかがかろうじて見える程度だ。
困った…と考えあぐねていた私の頭の中で一つのアイデアが浮かび上がった。
それを実行するために、再び浴室へと直行。追加でタオルを多めにとバスタオルをあるだけ取り出して、廊下を走る。下の階の住人さん本当にごめんなさい。
お姉さんの元へと駆け寄った私は、体温が徐々に戻っているのを確認してから、毛布を取り払った。
代わりに、バスタオルをお姉さんに掛けた。血が滴っている両腕を覆い隠すようにと。
間もなく、腕にかけたバスタオルのある部分が赤く滲み出し、バスタオルを素早く取って、その部分に顔を近づけると…ぼやけながらも傷口のようなものが見えた。
心の中でごめんなさいと謝罪してから、傷口部分の周りの服を裂く。
白い肌に、痛々しく感じてしまうような横長の傷。何が原因でこんな傷ができたのかは、医者じゃない私には判断し難かった。
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寝子 - ウミウシになっちゃえばいいんだ!!これ大好き (2月18日 23時) (レス) @page42 id: 57e090ea6a (このIDを非表示/違反報告)
まる - ウミウシで盛大に吹きましたありがとうございます笑 (7月22日 11時) (レス) id: a2e96a3a87 (このIDを非表示/違反報告)
ディちゃん(プロフ) - うwみwうwしwwwww (2022年3月18日 13時) (レス) @page42 id: 7ad8b1babb (このIDを非表示/違反報告)
匿名希望 - にょさんさん» いやわかればええやろ (2020年11月17日 23時) (レス) id: dd314e797a (このIDを非表示/違反報告)
輝(プロフ) - ウミウシの説明がじわりますw (2018年4月9日 16時) (レス) id: 7ffc6db072 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:リッタ | 作成日時:2016年12月17日 14時