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mischief 42
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来たる土曜日、花火大会の日
『今日、花火大会だったんですね』
「あれ、Aちゃん知らなかった？」
『クラスメイトに言われるまで全然知りませんでした』
ようやく慣れてきた2人乗りで、瞬く間に変わっていく街の風景を眺めながら話をする
並木道に括られた提灯と、細道で出会う浴衣の人を見かけては密かに胸を高鳴らせていた
「そういえば花火の音、大丈夫？」
『平気ですよ。煩かったら耳塞げば良いし』
「なら良かった」
『あ、コンビニの前で焼きそば売ってる』
「よーしゲットするか〜」
いつも立ち寄るところよりひとつ手前のコンビニで、
私より先に財布を取り出した京本さんにジャンケンを提案して、
焼きそばそっちのけで熱中してたら "熱いね〜！" なんて囃されて、
結局お金を出したのは京本さんだったけれど、店主の計らいで1個サービスしてもらって
『夏ってこんなに楽しいんだ』
「…今日はラッキーデーだね」
本と勉強だけで生きてきた私の世界に、新しいページがみるみる追加されていった
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cotsu(プロフ) - IBU-00さん» コメントありがとうございます！ご期待に添えられるよう頑張ります(^^) (2020年4月23日 20時) (
レス) id: 73a5756da2 (このIDを非表示/違反報告)
IBU-00(プロフ) - コメント失礼します！お話の内容がとても良くて、続きが気になります！更新楽しみに待ってます(*^^*) (2020年4月23日 19時) (レス) id: 6e2ff889a1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：cotsu | 作成日時：2020年4月22日 23時
