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mischief 37
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『京本さん、退屈じゃなかったですか？』
「全然。涼しいし、静かだし、ページをめくる音が心地良かった」
視線はだいぶ痛かったけどね、と彼が苦笑いする
つられて私も不器用に口角を上げた
彼らはきっと、互いに油膜を張ったまま決して交わることはしないだろう
私は、面倒ごとに巻き込まれなければそれで良い
「またここに来ていい？Aちゃんがいるとき」
『もちろん』
うつ伏せのまま気怠げに話していた彼を見れば酷く安心したような表情をしていて、彼の白い肌に彫られた濃い隈が、不思議と私を不安にさせた。
『…ちゃんと寝てます？』
「ん？まあ、そこそこ」
『夏休みだからって、夜更かししちゃダメですよ』
「…そうだね」
彼の横顔はいつも綺麗で、儚い。
「あ、再来週の土曜日空いてる？」
『えーっと…はい、大丈夫です』
「良かった。夕方海行こ」
『わかりました』
『ん、夕方…？』
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cotsu(プロフ) - IBU-00さん» コメントありがとうございます！ご期待に添えられるよう頑張ります(^^) (2020年4月23日 20時) (
レス) id: 73a5756da2 (このIDを非表示/違反報告)
IBU-00(プロフ) - コメント失礼します！お話の内容がとても良くて、続きが気になります！更新楽しみに待ってます(*^^*) (2020年4月23日 19時) (レス) id: 6e2ff889a1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：cotsu | 作成日時：2020年4月22日 23時
