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mischief 36
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「そろそろ俺、行くね」
再び松村くんの声がして現実に戻される
ああ、良かった。逃げ切れたみたいだ。
直ぐに思いついたのがそれで、自分が心底情けなく感じる
スマホをいじっていたはずの京本さんはどうやら夢の中にいるようで、気付かれないように松村くんに謝った
『ごめんね、また今度ゆっくり話そう』
「うん、そうだね。…今度は2人で」
やり切れない感情を笑顔で塗り潰した彼は、酷くいたたまれない
帰っていく松村くんと共に壁にかけられた時計を見ればもうすぐ夕方になる時間帯で、よくあれだけの空気でこれだけ過ごせたものだと自分を称賛したくなった。
「彼、俺のこと絶対嫌いだよね」
『…起きてたんですか』
「凄い顔して俺のこと見てた」
『松村くんは、人見知りなだけだと思います』
「…そうだと良いけど」
本当に、私もそうだと願いたい。
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cotsu(プロフ) - IBU-00さん» コメントありがとうございます！ご期待に添えられるよう頑張ります(^^) (2020年4月23日 20時) (
レス) id: 73a5756da2 (このIDを非表示/違反報告)
IBU-00(プロフ) - コメント失礼します！お話の内容がとても良くて、続きが気になります！更新楽しみに待ってます(*^^*) (2020年4月23日 19時) (レス) id: 6e2ff889a1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：cotsu | 作成日時：2020年4月22日 23時
