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mischief 29
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それから、文化祭の話をしたり高地先生のお茶目な話を聞いたりとあっという間に時間が経過した
太陽が水平線に沈みはじめたところで再び自転車に跨る
「さて、どこまで送ろうか」
『家から学校まで近いから学校までで大丈夫ですよ』
「それなら家まで送らせてよ。方面同じかもしれないし」
『じゃあ、お言葉に甘えて』
ゆっくりと進む自転車に揺られながらすっかり暗くなった街をボーッと眺める
こんな時間に帰宅して親にどう説明しようか、なんて考えていると京本さんが独り言のように声を発した
「なんで俺が学校サボってるか聞いてこないよね、Aちゃん」
『まあ、気にはなりますけど』
「そうなんだ」
『話したくないことなら無理に聞き出す必要もないし、いつか気が向いた時に話してくれればそれで良いと思ってます』
「優しいんだね」
本日二度目のセリフ
果たしてこれが優しさというのか自分には分からなかったけれど、肯定的に捉えてもらえたのなら十分だろう
彼の抱える問題を手荒に探ることはしたくないから。
『あ、そこ右です』
「ん、了解」
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cotsu(プロフ) - IBU-00さん» コメントありがとうございます！ご期待に添えられるよう頑張ります(^^) (2020年4月23日 20時) (
レス) id: 73a5756da2 (このIDを非表示/違反報告)
IBU-00(プロフ) - コメント失礼します！お話の内容がとても良くて、続きが気になります！更新楽しみに待ってます(*^^*) (2020年4月23日 19時) (レス) id: 6e2ff889a1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：cotsu | 作成日時：2020年4月22日 23時
