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mischief 27
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「じゃあ、うちのクラスはお化け屋敷風カフェで企画を出しまーす！」
帰りのHRで慎太郎が声を上げる
もともとは肝試しの案が出ていたが、毎年競争率が高く企画が通らない可能性もあったので妥協案でこの結果になった
クラスの案をまとめてくれるのはいつも慎太郎で、それを私が企画書に記入する、というコンビネーションで上手くやっている
「どう？企画書書けた？」
『良い感じ。帰りに提出しておくね』
「さすがA！よろしく頼んだ」
いつのまにか呼び捨てで呼び合うことにも慣れて、特に問題なく委員の仕事をしていることがなんだか不思議な感覚だ
新学期になったばかりの頃は想像もつかなかっただろう。
企画書を提出してから普段立ち寄ることのない駐輪場へ向かえば、京本さんは暇そうにスマホを弄っていた
『お待たせしました』
「ん、待ってた。じゃ行こっか」
彼が跨いだ自転車の後ろに、遠慮気味に座る
数日ぶりの2人乗りはなんだか照れ臭い
それに、放課後にどこかへ寄り道するなんて初めてで少しだけ緊張する
「ほら、ちゃんと掴まって」
『…はい』
私の気持ちなんて知る由もない京本さんは、人通りの少ない道を軽快に進んでいく
そうして私はまた、彼の身体に腕を回し右から左へ流れていく景色に目を瞑った。
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cotsu(プロフ) - IBU-00さん» コメントありがとうございます！ご期待に添えられるよう頑張ります(^^) (2020年4月23日 20時) (
レス) id: 73a5756da2 (このIDを非表示/違反報告)
IBU-00(プロフ) - コメント失礼します！お話の内容がとても良くて、続きが気になります！更新楽しみに待ってます(*^^*) (2020年4月23日 19時) (レス) id: 6e2ff889a1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：cotsu | 作成日時：2020年4月22日 23時
