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mischief 18 a
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『私、左耳の聴力がほとんど無くて』
自然と発した言葉
京本さんは静かに驚いた様子で、同様に自分も、こんな話を出会って間もない人にできるのものなのかと驚いた
『大人数の会話なんて聞き取れたもんじゃないし、騒がしい場所だと取りこぼす音も多くて』
「ごめん、それでさっきビックリしてたんだ」
『気にしないでください。知らないとわからないことだし』
「じゃあ…Aちゃんのこと、ひとつ知れたね」
まただ。
彼は、今にも消えてしまいそうな笑顔を作る
瞬きを惜しむような儚い表情
私も、貴方のことをもっと知りたいのに
『京本さんは……』
「ああ、もうそろそろ戻る時間かな」
質問を投げかけたところで彼は時計を確認する。
つられるように自分の腕時計を確認すれば、6限も中盤に差し掛かる頃だった
『うわ、いつの間に…』
「ここに来ると時間忘れるよね。じゃあ、帰ろっか」
そう言って彼は、私に背を向けた。
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cotsu(プロフ) - IBU-00さん» コメントありがとうございます！ご期待に添えられるよう頑張ります(^^) (2020年4月23日 20時) (
レス) id: 73a5756da2 (このIDを非表示/違反報告)
IBU-00(プロフ) - コメント失礼します！お話の内容がとても良くて、続きが気になります！更新楽しみに待ってます(*^^*) (2020年4月23日 19時) (レス) id: 6e2ff889a1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：cotsu | 作成日時：2020年4月22日 23時
