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mischief 11
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「こんな人いたっけ？って顔してる」
『ごめんなさい』
「ううん、気にしないで。あんまり学校来てないから」
「大我、お前そろそろ評定やばいだろ」
「進級できたし、余裕っしょ」
私の目の前で担任と会話を始めたこの人は、どうやらひとつ上の学年らしい
ただ茫然と突っ立っていると、こちらの様子に気付いて軽く口角を上げた
「俺は京本大我。君は？」
『A、Aです』
「へえ、可愛い名前だね。で、何で高地に呼び出されたの？」
さっきから、親切な人かと思えばところどころ他人に興味を示していないような
あまり掴めない。
受け取り方次第でどうとでも捉えられるような雰囲気を出す人だった
ざっくりと事の流れを話してみれば、当事者ではない彼ですら苦笑いになる
「やだねー今の子は。怖い怖い」
「年ひとつ離れただけでなに大人ぶってんだか」
「俺は十分大人だもーん」
『あの、高地先生。そろそろ行っても…？』
「あぁ、ごめん。じゃあ、席のことは俺に任せて」
『ありがとうございます』
次の期末考査に向けて今から気合を入れ直さないと。
軽くお辞儀をして京本さんの前を通れば、微かに石鹸のような優しい香りが鼻孔を刺激した
…
「…あの子、どんな子？」
「気になるなら自分で話してみな」
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cotsu(プロフ) - IBU-00さん» コメントありがとうございます！ご期待に添えられるよう頑張ります(^^) (2020年4月23日 20時) (
レス) id: 73a5756da2 (このIDを非表示/違反報告)
IBU-00(プロフ) - コメント失礼します！お話の内容がとても良くて、続きが気になります！更新楽しみに待ってます(*^^*) (2020年4月23日 19時) (レス) id: 6e2ff889a1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：cotsu | 作成日時：2020年4月22日 23時
