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mischief 10
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『…って感じです』
「まあ、とりあえず落ち着けA。」
昼休みになり、実験器具の整頓をしている担任の背中に日頃の不満をぶち撒けた
「これを言ったら更に怒るかもしれないけど、俺は席替えの話は一切聞いてないぞ」
『…は？』
「いつの間にか席が入れ替わってたから上手く折り合いつけたのかと思ってたら、そういう事だったんだな」
『じゃあ私は、ずっと田中樹に騙されてたってことですか？』
「まあ、そうなる」
これまでの苦労を思い返して膝から崩れ落ちる
自分が担任に確認してさえいれば…
意気消沈のまま項垂れ立ち上がれずにいると、準備室のドアが開く音が聞こえた
「高地〜ってあれ、何この子。大丈夫？」
「あー、放っておいてやれ」
「…どうしたの？」
俯いていた視線の先に細く白い手が伸びてきて思わず見上げる
まるで雲の上から降りてきたような肌の白さと華奢な体を持つ男子生徒と目が合い、思わず見入ってしまった
『なん、でも…ないです』
「そっか。…とりあえず立ちなよ、床汚いし」
彼の手に引き寄せられるように自分の手を重ねると、その見た目からは想像していなかった強い力で腕を引かれた
こんな人、見たことない。
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cotsu(プロフ) - IBU-00さん» コメントありがとうございます！ご期待に添えられるよう頑張ります(^^) (2020年4月23日 20時) (
レス) id: 73a5756da2 (このIDを非表示/違反報告)
IBU-00(プロフ) - コメント失礼します！お話の内容がとても良くて、続きが気になります！更新楽しみに待ってます(*^^*) (2020年4月23日 19時) (レス) id: 6e2ff889a1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：cotsu | 作成日時：2020年4月22日 23時
