やまありたにあり【SO】 (ページ3)

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智side

ふふふ、俺知ってるよ。翔くんが俺の事すきだって。
なのになんでか言ってくれないよね。

俺ずっと待ってるんだよ？
俺もう限界。

だから俺から仕掛けてみる事にした。

そしたら翔くん家に上がり込むことに成功しちゃった(笑)

さて、これからどうやって言わせようかな？

ふふ、俺からは絶対に言ってやんないよｗ

翔side

酔いも回って眠くなってきた…

智「翔くん眠そうだね」

翔「分かる？」

智「うん、翔くんのことならなんでも分かるよ」

智くん…そんなことさらっと言われたら俺我慢出来なくなっちゃいそう。

智「ベッド行く？」

翔「？！」

智「眠いんでしょ？寝ていいよ？」

あなたって人は…なんてこと言うの？
向かいに座っていたあなたが俺の方に来て顔をのぞきこんでくる。

いつもなら自分を押さえられるのに、今日のこの状況と酒の力で俺はどうかしてたんだ。

翔「さとし、くん」

俺は智くんを抱き寄せた。
俺はそのまま智くんを引っ張りこんで今智くんの顔が目の前にある。

智「しょう…くん？」

翔「智くん…俺…」

そこまで言ってはっとする。

俺なに言おうとした？

なにを言おうとしてるんだ？

智「なに？」

そこで固まってしまった俺の顔を智くんが潤んだ目で覗きこむ。