やまありたにあり【SO】 (ページ20)

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智「だめなの…！翔くんは…」

潤「なんでだよ？好きなんだろ？言えばいいだろ？！」

そう言うと混乱したようなリーダーだったけどふと我に返って、ぽつりぽつりと話し出した…。

智「なんでだろうね…にのにだったら、おふざけで言えるのに…相葉ちゃんにも…なんでかな？翔くんはだめなの」

…無自覚だよな？

こんなとこで天然発揮すんなよ。

なんなんだよ二人そろって。

潤「本気、なんだろ？」

そういうと困ったように笑ったあとさあね、って言ってまた飲み出した。

…この後に及んではぐらかす気か？

潤「冗談にしたくないって事？」

智「なんだよ、俺と翔ちゃんくっつけたいの？」

なんだよ、人の気も知らないで。

潤「ひでーな、俺告白したのに」

智「あ、そっか…そうだった、ふふふ♪」

まじで天然なの？わざと？

潤「リーダーには振り回されっ放しだよ」

そういうと大爆笑してたけど急に真剣な顔になって、

智「…ありがとう。こんな俺を好きになってくれて。でも…」

潤「言わなくていい…わかってるから。俺を利用すんなよっ…」

続きを聞きたくなくて遮ってしまう。

しばし沈黙が訪れる。

智「ごめん…俺サイテーだね」

潤「もういいって。忘れて。明日から普通にするから心配しないで」

そういうとまた困ったように笑って、

智「やっぱり松潤はいい子だね♪」

ってさ。

それ反則だろ…。

最後まで振り回されっ放しだった…。

この人との恋は甘くて苦いどころじゃない、

激辛スパイスみたいだと思う…。

あとは翔さん次第だよ？

END

あとがき

結構長くなってしまった！！

天然(小)悪魔智に振り回されたJの失恋話でした。

焦れったい二人にもやもや…。

だけどやっぱり山は鉄壁ですよね！みたいな(？)

他カプも好きなんですがやっぱり山に行ってしまうんですよね～。

報われないJさんも好きだったりするー。(ヒドい)

その後翔さんとどうなったかは…

またの機会に！！(逃)