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和side
雅「…行っちゃったね。にの、大丈夫？ずいぶん張り切ってたね〜」
和「ん…」
怒りに任せて全力投球だったのでそういわれると一気に疲れが押し寄せてきた。
だけど
雅「俺たちも行く？」
なんて言われて
和「もうちょっと…」
言いかけてはっとする。
馬鹿。
一緒にいたい、なんて
言ってどうする？
雅「あのさ、もうすぐ俺誕生日じゃん？」
自分から言い出すなんて珍しいな。
なんで急に？と思ってると、
雅「今年はにのと過ごしたいな〜なんて…」
和「え…」
胸が高鳴る。
そのままフリーズしていると、
雅「ごめん!!今のなし!!もう行こ？みんな待ってるよ」
戻ろうとする相葉さんの服の裾をおもわず掴んでしまった。
雅「？」
和「…いいよ、相葉さんがそうしたいなら」
雅「え？マジ？やった♪」
和「でもプレゼントはなしだから」
雅「なんで〜？…でもいいや、一緒に居てくれるだけで充分」
そう言って笑うあなたの笑顔は、やっぱり眩しかった。
俺には眩しすぎて、素直に俺も一緒だなんて、やっぱり言えなかった。
ひねくれた言葉で本音を隠す。
これからもたぶん俺は素直になれない。
だけど、あなたのそばにいてもいいかな？
―end―
あとがき
素直になれないツンデレなにのみの話でした(笑)
にのあいといいながらやっぱり山夫婦は譲れなくて出番多めでした(笑)
末っ子もうちょっと絡めたかったなー(苦笑)
ラッキーアイテム
革ベルト
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作者名：やまがた | 作成日時：2014年12月6日 0時
