やまありたにあり【SO】 (ページ2)

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智side

ん～…ん？どこだ？ここ。家？いや違う。

ぼんやりしたあまたで考えてもなんにも思い出せない。

えっと～俺は確か飲んでたんだよな。

あ!!そうだ、翔くんと飲んでてそれで…それでどうしたっけ？

そこでようやく起き上がった俺はリビングであろう部屋から明かりが漏れていることに気づく。

智「翔くん…？」

翔くん…だよね？俺を運んでくれたの。

明かりに近づいて呼んでみた。

翔side

翔「智くん？」

智「翔くん」

翔「よかった。起きなかったらどうしようって思ってた(笑)」

智「ここ、翔くん家？」

翔「うん」

智「へえ、初めてきた」

翔「まさかこんな形でメンバー迎えるとはおもいませんでした」

智「ふふ…ごめんｗ」

またふにゃりと笑うあなた。
全然反省してませんね(笑)

智「まだ飲んでるの？」

翔「あなた運んでるあいだにすっかり覚めちゃって」

智「そっか。俺も飲も」

翔「え」

智「ん？」

翔「あ、いや…ほどほどに？」

警戒心ぜろ？
俺んちだよ？いや、普通男に襲われるとは思わないか。
いやいや襲わないよ？いくらなんでも酔った勢いでとか…
なにあせってんだ。
ばれてない？ばれてない！
そう自分に言い聞かせて酒をあおった。