道化師【OS】 (ページ10)

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翔side

智くんのにおいだ…なんか久しぶり。最近全然かまってくれなかったから、智くんに触れられるのはいつぶりだろう？

強引に、されるがまま、ひどいと思いつつも久しぶりに感じる智くんに身体の力はどんどん抜けてって立っていられなくなる。それを無理やり引っ張りあげられてまた唇を塞がれる。

智「翔くん…愛してる、翔くん」

あなたはズルい。こんな状況でもそんな言葉で俺を振り回す。

翔「ひどいよ、ほんと、ひどすぎる」

智「なんで？ほんとは相葉ちゃんのほうがいいんでしょ？」

翔「！！」

また、涙が溢れる。

ひどい、自分だって…

翔「…いっつも、俺の目の前でニノとじゃれて…それに、キスしたじゃん」

智「妬いちゃった？」

俺の顔を両手ではさんで真っ直ぐ見つめてくる智くん。

翔「それは…」

智「どうなの？どんな気持ち？俺の事で頭いっぱい？俺の事欲しくなっちゃう？」

矢継ぎ早に告げられた言葉は、俺の不安と重なる気がした。

そっか、そうなのかな？智くんも不安だったのかな。
確かめたかったのかな？そう思っていいんだよね？

翔「うん、俺、智くんが欲しい。大好き。」

そう言うといままで怖い顔してた智くんがいつもの優しい笑顔で言ったんだ。

智「いいよ…全部あげる」

そう言って今度はやさしく触れるだけの口付け。

あぁ俺たちってばかだね。
こんなに求めあってるのに素直になれなくて。

振り回されて回り疲れたよ。

これからもあなたに振り回されるのかな。

あなたにとって俺はピエロ？

一応、Happyend？

あとがき

一応、キリのいいところで終わらせてみました～。

妄想が止まらない(笑)
いいですね、ブラック智ｗｗ

苦手な人は最後まで読んでないと思いますけど…

読んで下さった方はありがとうございました！