道化師【OS】 (ページ2)

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智「翔ちゃんは俺の事好き？」

翔「えっ!?ななにいきなり…」

智「んふふ、だから、俺の事、す、き？？」

そういって目の前に迫る智くん、顔が近い…。

翔「えっと…その～」

智「俺はね、翔ちゃんが好き。大好き。だからさ、俺と付き合って。」

なんだ…？俺智くんに告白されてる？
なんだこれ。頭が真っ白だ。

智「翔くん？」

突然の出来事に思考が追い付かない。でも、だけど、それはずっと前から望んでいた言葉。自分の心に蓋をして閉じ込めていた思い。それを突然こじあけられた…。

翔「…冗談でしょ？」

智「冗談じゃないよ、俺本気だよ？」

どうすればいい？正直うれしい。だけど信じられない。こんなこと。とても本気だなんて。でも、智くんの目は真剣だ。冗談には、見えない。たぶん…信じて、いいのかな？

翔「…俺も…好きだよ…智くんの事」

智「じゃ、付き合ってくれるんた？」

頷くと智くんは俺に抱きついてきた。恥ずかしくてうつむくと智くんがおでこに軽く口付けて言った。

智「ありがとう翔ちゃん…

―アイシテルヨ―」