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朝6時。
昨日の朝のことがあったので、俺は智くんに先を越されないように早く起きた。
リビングに入るとまだ誰もいなかった。
「よし、まだ起きてないようだな。」
先を越されず起きれたことにホッとする。
しかし、その5分後には智くんも、眠そうに目を擦りながら起きてきた。
「おはよ」
「あれ？翔くん、もう起きてる」
こんな早くに俺が起きていることに彼は驚いた様子。
「昨日は、朝食も診察もスルーされたからね。」
戒めるように言うと、智くんは叱られた子供のようにムッと口を尖らせた。
「だって...昨日はバスの時間がギリギリだったもん。」
「言い訳はいいから。
それより体調はどう？
昨日はかなり疲れてたけど。」
「もう大丈夫」
確かに昨日に比べると顔色はとても良い。
睡眠をとったので、疲労も回復した様子。
元気になった彼を見て、一安心。
「今日は朝食、食べようね。
俺もあなたと一緒に食べるから。」
こんなにも早くに食べる朝は久々だが、自分も一緒に食べるといえば、彼も断らないだろう
と思った。
昨日の彼の体調不良はおそらく、朝食を抜かしたことにも関係しているだろうし
今日はしっかりと食べてもらわないとね。
俺は冷蔵庫からヨーグルトを取り出し、スプーン共にテーブルの上に置いた。
そして即席でつくった目玉焼きと、レタスをトーストの上に乗せ、彼の目の前に置いた。
「いただきまーす」
食べるスピードは遅いものの、智くんは小さな頬を膨らませながら、最後には完食してくれた。
「おいしかった〜」
そう笑顔で言う彼を見て、俺も自然と頬が緩んだ。
わざわざ早く起きた甲斐があったな〜。
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こう(プロフ) - 美唯さん、ありがとうございます(^^)これからも楽しんで頂けたら幸いです (2018年3月19日 23時) (
レス) id: 4fb03ffa7f (このIDを非表示/違反報告)
美唯 - 更新嬉しかったです。また続き楽しみにしてます (2018年3月19日 18時) (レス) id: 9da5bd590f (このIDを非表示/違反報告)
こう(プロフ) - 彩矢さん、ありがとうございます(^^)ペースはゆっくりになりますが続けていくつもりです^ ^ (2018年3月19日 15時) (レス) id: 4fb03ffa7f (このIDを非表示/違反報告)
彩矢(プロフ) - こんばんは。はじめまして。久しぶりの更新、嬉しかったです。これからの続き、楽しみにしてますね(^^♪頑張ってください。 (2018年3月18日 23時) (レス) id: e1a7eed6d1 (このIDを非表示/違反報告)
こう(プロフ) - ありがとうございますm(_ _)m (2015年10月16日 20時) (レス) id: a7a271df65 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：こう | 作成日時：2015年10月13日 20時
