別れの朝 ページ42
「もう。明日の夜は居ないんだね日本に。」
小さいテーブルでスープを飲むAの手が止まった。
ＪＪ『一ヶ月だけ待ってて。』
「長いなぁ。けどテレビで観れるね。不思議だけど。」
ＪＪ『Aは働かなくていいよ。困ったら言って。』
「私そういうのはダメなの。ちゃんと働くから心配しないで。」
ＪＪ『Aは綺麗だから誘惑されるんじゃないかって。』
「それも心配しないで(笑)。」
ＪＪ『それからユチョンが来ても部屋には入れちゃダメだから。』
「え？そうなの？ユチョンはまだ日本なの？」
ＪＪ『嬉しいの？』
「さぁ・・・(笑)。」
ジェジュンの顔色が変わる。表情が明らかにくもった。
「冗談なのに。怒ったの？あるわけないのに。」
ＪＪ『冗談でも。笑えないよ。』
「ねぇ。最後の夜に喧嘩はしたくない。こんな事で。」
ＪＪ『最後じゃないよ！』
「キレないでよ。キレないで。ごめんなさい。」
Aは委縮したように小さい声で言った。
ＪＪ『ごめん。』
「ううん。」
こんな小さなことがもうすぐ離れてしまうふたりにとって不安をさらに大きくした。
ＪＪ『Aを連れて行きたいよ。鞄に入れて。』
「入りっこない(笑)。」
ＪＪ『明日の朝。早く起きて公園に行こう。』
「早くって何時？」
ＪＪ『６時。』
「まだ暗いよ。寒いし。」
ＪＪ『もう寝なきゃ。早く食べて(笑)。』
「え――っ(笑)。まだ８時だよ。」
ＪＪ『だから・・・。』
「だから？」
Aは自分の頬が赤くなるのがわかった。
ＪＪ『そう・・・。だから(笑)。』
・
・
「ねぇ。また雪が積もってる。今は止んでるみたいだけど。」
午前６時。窓から見える全てのものが静まりかえっている。
ＪＪ『ほら。散歩に行くよ。』
「え――。」Aは渋々セーターにダウンを着た。
ＪＪ『俺は暑いより寒い方が好き。日本の冬はぜんぜん暖かいよ。』
新雪を楽しそうに踏んでいくジェジュン。
滑りそうになるAを慌てて抱えた。
「もっと布団の中にいたかったなぁ・・・。」
ＪＪ『部屋でしばらく逢えないね。
って言うよりここで言う方が淋しくないでしょ。』
「そうかもしれないね。」
納得したようにAはギュッとジェジュンの腕につかまった。
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瞳(プロフ) - 第二章楽しみにしてます(^-^) (2012年2月25日 23時) (
レス) id: 7d3db9dcec (このIDを非表示/違反報告)
ゆう(プロフ) - はじめまして。チャンミンのから見てます。ジェジュペンなんで今度のはたまりませんね♪料理してるジェジュンにうしろから抱きついて…ハァ…したいな 妄想妄想(^ﾑ^) (2012年2月3日 6時) (携帯から) (レス) id: 1dcfe77e63 (このIDを非表示/違反報告)
マル - 他の小説では(≧∀≦)この役どころはﾕﾁｮﾝっぽい感じがしたけど意外や意外JJでくるとはマジ良かったですぅ(*^^*)ってか奥さんとの会話怖かったわ〜(笑)続き楽しみに待ってます☆ (2012年1月29日 18時) (携帯から) (レス) id: 121c6be824 (このIDを非表示/違反報告)
ﾋﾛﾐ - 面白かったです♪またストーカーしに来ます♪♪(笑) (2012年1月26日 18時) (携帯から) (レス) id: b0b93e56c6 (このIDを非表示/違反報告)
ジジ(プロフ) - 新しい話うれしいー(o･∇･o)ジェジュン素敵すぎです！ (2012年1月20日 0時) (レス) id: 1a81d14fba (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：macori | 作成日時：2012年1月18日 22時
