ダブルベット ページ36
ＪＪ『A。夕方まで留守にしないで。家具屋が行くから寝室片付けておいて。』
「え？どういうこと？ちょっと・・」
ＪＪ『ごめん時間がない切るよ。』
・
(家具屋・・・・・。なにか届くの？)
Aは寝室の扉を開けた。
昨夜の二人の熱い体温がまだ残っているかのようにそのままになっている。
掛け布団と毛布をたたみベットの隅に置く。枕をその上に乗せた。
カーテンを開ける。強い日差しで細かい埃が舞っているのが見えた。
(このカーテンあけたの久しぶりだな。)
独りでいると昼間寝室に入ることなどほとんどなかった。
寝室はいつも湿っぽく暗い。
久しぶりに窓を開けた。
冷気がAの頬にあたった。
(気持いい・・・・・。)
Aは何が起こるのかわくわくした。
掃除機をかけ、備え付けのクローゼットを開けた。
壮介の残していったマフラーが見えた。
Aがプレゼントしたもの。
家には持って帰れなくてここに来て二人で飲みに外に行った時
一度だけ壮介が巻いた。たった一度だけ・・・。
Aは自分の首に巻きそのままキッチンのごみ箱に捨てた。
・
午後５時インターフォンが鳴った。
『ОО家具店様からのお届けものです。』
ドアを開けると２人の男性が息を整えるようにしながら立っていた。
『どちらに運びますか？』
「あのう。運ぶものはなんですか？」
二人はAを不思議そうに眺めた。
『あ。あのベットですが・・。』
Aは(え？ベットならありますけど・・・)と言いそうになり
慌てて口をつぐんだ。
「じゃあ。そこの右側の部屋にお願いします。」
『では不要なベットを先に運んじゃいますね。』
「え。あっ。そうですよね。二つは置けないし(笑)」
(なんなの？勝手に処分ってわたしのベットなのに・・・。)
・
ダブルベット。
６畳の部屋がぱんぱんになる。
ベットと一緒に届いた大きな段ボールを二つ開けた。
サイズに合ったシーツや枕とカバーに布団それは驚くほどAの部屋に合うものだった。
(凄いなぁ。)
Aは全てセットすると新しいベットに横になってみる。
今夜ここで眠る彼を眺める自分を想像した。
綺麗な横顔。すぐに触れてみたくなる唇。
Aは目を閉じるとすぐに深い眠りに落ちた。
・
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瞳(プロフ) - 第二章楽しみにしてます(^-^) (2012年2月25日 23時) (
レス) id: 7d3db9dcec (このIDを非表示/違反報告)
ゆう(プロフ) - はじめまして。チャンミンのから見てます。ジェジュペンなんで今度のはたまりませんね♪料理してるジェジュンにうしろから抱きついて…ハァ…したいな 妄想妄想(^ﾑ^) (2012年2月3日 6時) (携帯から) (レス) id: 1dcfe77e63 (このIDを非表示/違反報告)
マル - 他の小説では(≧∀≦)この役どころはﾕﾁｮﾝっぽい感じがしたけど意外や意外JJでくるとはマジ良かったですぅ(*^^*)ってか奥さんとの会話怖かったわ〜(笑)続き楽しみに待ってます☆ (2012年1月29日 18時) (携帯から) (レス) id: 121c6be824 (このIDを非表示/違反報告)
ﾋﾛﾐ - 面白かったです♪またストーカーしに来ます♪♪(笑) (2012年1月26日 18時) (携帯から) (レス) id: b0b93e56c6 (このIDを非表示/違反報告)
ジジ(プロフ) - 新しい話うれしいー(o･∇･o)ジェジュン素敵すぎです！ (2012年1月20日 0時) (レス) id: 1a81d14fba (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：macori | 作成日時：2012年1月18日 22時
