公園 ページ22
・
「繋いでる手が・・・寒くない？」
Aがそう言い終える前にジェジュンは繋いだAの手ごと自分のダウンジャケットのポケットに入れた。
「なんか入ってる・・ポケットに。」
ＪＪ『あげるよ(笑)。』
「なに？」
Aは手探りで形を確かめた。
ジェジュンはポケットの中でAの手の平を指でなぞる。何度も。
Aは胸が熱くなった。
「なにこれ飴？(笑)。」
ＪＪ『こっちにも入ってるよ。ほら。』
ジェジュンは繋いでない右手をポケットからだした。
「飴入れてるなんて子供みたいだね(笑)。」
見合わせて笑う二人。
ジェジュンの優しさにAは泣きそうになる。
・
広い通りに出る。
うっそうとした公園の入り口。
ＪＪ『暗いなぁ・・・。』
「ここはね裏側でほとんど人が来ないの。
このままずっと抜けていくと駅に向かっていくからだんだん明るくなるよ。
毎日ここを抜けて駅に向かってたの。この間まで・・・。」
突然の退職にAは少し淋しくなる。
・
犬を散歩させている人とすれ違うたびに緊張が走る――。
歩いていくと前にも後ろにも誰もいなくなった・・・。
・
｢こんなに堂々と歩いて大丈夫？｣
ＪＪ『・・・。』
ジェジュンは辺りを確認するとAの背中を大木に押し付けた。
澄んだ瞳がAの口元を見つめる――。
Aは構えるように下唇を軽くとじた。
下からすくい上げるような深いキス。
Aは繋いでいない手をジェジュンの背中にまわした。
離れては見つめ・・・
人がいないことを確かめては繰り返し重ねる。
そのうちAは可笑しくなってきた。
ＪＪ『・・・なんで笑うの？』
「だって。確かめて・・・するから(笑)。」
ＪＪ『・・・必死だし(笑)。』
「寒い。
ねぇ・・雪じゃない？ ほら街灯の光見て。」
灯りが雪を照らしている――。
二人は空を見上げた。
「明日。積もるかなぁ。」
ＪＪ『今日はこれから大雪できっと俺はAの部屋から出られなくなるな。』
(泊まっていけるの？)
Aは恥ずかしさで声に出せないでいた。
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瞳(プロフ) - 第二章楽しみにしてます(^-^) (2012年2月25日 23時) (
レス) id: 7d3db9dcec (このIDを非表示/違反報告)
ゆう(プロフ) - はじめまして。チャンミンのから見てます。ジェジュペンなんで今度のはたまりませんね♪料理してるジェジュンにうしろから抱きついて…ハァ…したいな 妄想妄想(^ﾑ^) (2012年2月3日 6時) (携帯から) (レス) id: 1dcfe77e63 (このIDを非表示/違反報告)
マル - 他の小説では(≧∀≦)この役どころはﾕﾁｮﾝっぽい感じがしたけど意外や意外JJでくるとはマジ良かったですぅ(*^^*)ってか奥さんとの会話怖かったわ〜(笑)続き楽しみに待ってます☆ (2012年1月29日 18時) (携帯から) (レス) id: 121c6be824 (このIDを非表示/違反報告)
ﾋﾛﾐ - 面白かったです♪またストーカーしに来ます♪♪(笑) (2012年1月26日 18時) (携帯から) (レス) id: b0b93e56c6 (このIDを非表示/違反報告)
ジジ(プロフ) - 新しい話うれしいー(o･∇･o)ジェジュン素敵すぎです！ (2012年1月20日 0時) (レス) id: 1a81d14fba (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：macori | 作成日時：2012年1月18日 22時
