触れる ページ16
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『妻と・・・別れてもいいと思っている。』
壮介のその言葉にAは耳を疑う。
「・・・・どうしてそんなこと言うの？」
・
Aの携帯が鳴った・・・。
誰からなのかすぐにわかる。
Aは素早く電話に出ながら立ち上がりその場を離れた。
ＪＪ『Aさん。今日は来てくれてありがとう。』
「こちらこそありがとう。すごく楽しかった。」
ＪＪ『忙しいけど逢う時間が出来たらすぐに連絡するから。』
「うん。」
ＪＪ『Aさんは俺たちの曲で何が好き？』
Aは壮介がいることで話に集中できないでいた。
声をひそめていることをジェジュンに悟られたくない。
「うーーん。忘れないで。かな。」
ＪＪ『それ俺が作った曲だよ！』
「知ってる・・(笑)。じゃあ。今夜も聴きながら寝るね。」
切るきっかけを見つけようとしていた。
ジェジュンとはまたゆっくり話せばいい。
今は壮介との事をはっきりさせなければいけない。
ＪＪ『Aさんさぁ・・・・・。』
「ジェジュンごめん。今ね。上司と別れ話中なの。」
ＪＪ『Aさん・・その人を部屋に泊めないで。
・・・・俺・・今からそっちへ行こうかな。』
「心配しないで絶対に終わらせて帰ってもらうから。」
・
Aはジェジュンに正直に話してよかったと思う。
聞こえていたのかいないのか・・・・。
ソファのいつもの場所に座る壮介の後ろ姿が小さく見えた。
・
・
長い沈黙―――。
Aは耐えきれなくなる。
「もう終りにしたいの。会社だけじゃなく課長とも。」
壮介『帰ったら妻に話す。君のことは話さない。ただ離婚のこと。』
「そんなの無理に決まってるじゃない。お子さんのことはどうするの？」
壮介には３年生の男の子と５歳の女の子がいた。
「そしたら離婚の理由は何て言うの？」
壮介『待ってて欲しい・・・。』
そう言うとカバンを持ち立ちあがった。
「ちょっと待って。そんなことされてもアタシ困る・・・。」
Aは初めて壮介の想いに触れたような気がした・・・。
(もう遅いよ。)
部屋を出て行く壮介の横顔が淋しそうでAは揺らいだ。
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瞳(プロフ) - 第二章楽しみにしてます(^-^) (2012年2月25日 23時) (
レス) id: 7d3db9dcec (このIDを非表示/違反報告)
ゆう(プロフ) - はじめまして。チャンミンのから見てます。ジェジュペンなんで今度のはたまりませんね♪料理してるジェジュンにうしろから抱きついて…ハァ…したいな 妄想妄想(^ﾑ^) (2012年2月3日 6時) (携帯から) (レス) id: 1dcfe77e63 (このIDを非表示/違反報告)
マル - 他の小説では(≧∀≦)この役どころはﾕﾁｮﾝっぽい感じがしたけど意外や意外JJでくるとはマジ良かったですぅ(*^^*)ってか奥さんとの会話怖かったわ〜(笑)続き楽しみに待ってます☆ (2012年1月29日 18時) (携帯から) (レス) id: 121c6be824 (このIDを非表示/違反報告)
ﾋﾛﾐ - 面白かったです♪またストーカーしに来ます♪♪(笑) (2012年1月26日 18時) (携帯から) (レス) id: b0b93e56c6 (このIDを非表示/違反報告)
ジジ(プロフ) - 新しい話うれしいー(o･∇･o)ジェジュン素敵すぎです！ (2012年1月20日 0時) (レス) id: 1a81d14fba (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：macori | 作成日時：2012年1月18日 22時
