ar ページ1
「だいき！！はやくっ」
「ま、まってえ…！」
(ﾌﾟｼｭｰｯ
「…ま、間に合った…！」
「間に合った…じゃないよっ」
「ご、ごめん」
「もう！」と言いながら目の前でぽっぺたを膨らませて怒る知念は
なんだかんだいって、いつも俺と一緒にいてくれる幼馴染。
人と接するのが苦手な俺は、昔から友達がいなくて
それでも知念だけは、ずっと隣にいてくれた。
それは、やっと高校生になった今も変わらない。
「大貴！聞いてるの！？」
「へ？」
「へ、じゃない！なんでこんなに遅れたの」
「あ、えっと…」
知念が怒るのも仕方がない。
だって今日は、入学式なんだから。
そのせいで昨日は眠れなかった。
不安に押し潰されそうで。
「…どうせ不安で眠れなかったんでしょ」
「え、」
「大丈夫、僕がいるんだから」
知念はいつも、俺の味方で
俺の事、誰よりもわかってくれて。
「…っうん」
…感謝しても、しきれないなぁ。
「で、でも、クラス離れたらどうしよう…っ」
「4クラスでしょ？大丈夫だよ！
それに、もし離れても休み時間すぐ大貴のとこいくし」
「…うん、へへっ、ありがとう」
「…別に」
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やぶありLOVE(プロフ) - 更新お願いします！ (2019年7月17日 18時) (
レス) id: a774dd9b98 (このIDを非表示/違反報告)
yuria(プロフ) - 続き凄く気になります！これからも更新頑張って下さい！ (2018年10月7日 22時) (レス) id: 30859cc1ac (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まむ | 作成日時：2018年8月8日 19時
