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5話目 ページ6





「傘、使いますか」

急に声を掛けられたから驚いた
しかも超絶イケメン、声が良い、、、身長高、、、
こんな人がまさかこんな私に声を掛けるとはまだまだ世の中も捨てたもんじゃない

優しい人なんだな、、、、、って、まてよ、、、
こんなイケメンが私に声を掛けるということは、何か企んでいるのか??

「あの、」

『あっ!!はい!!!あの、!』

「あ、そうか両手塞がってるから傘させないか」

「大変そうだったから、つい声かけちゃったんだけど、ごめんねいきなり」

『いや、あの、はい、いいえ、』

やばいやばい普通に考えたら私、男の人と話すのスーパー苦手だった、やばいコミュ障が出る恥ずかしい

「ふふ、どっちなのそれ」

やばい、顔が赤くなるのがわかる

「良かったらなんだけど、家まで送ってくよ、重たいでしょ」

『いや、あの、、じゃあ、お願いします、すみません』

「いいえ、あ、名前教えてなかったよね、俺、清川拓哉、キヨって呼んで」

『町田Aです、、、お願いします、、』

「Aちゃんって言うんだね、素敵な名前だね」

「俺、重たい方持つよ、貸して」

『いや、大丈夫ですよ、傘までさしてくれるので、これくらいは大丈夫ですよ』

同じこと2回言っちゃった、恥ずかしい

「いや、俺持つよ」

と、言ってキヨさんは半ば強引に重たい方を私から取った

『すみません、ありがとうございます、、』

帰り道はキヨさんが話を途切れないようにずっと話をしてくれた
話すのが苦手な私にとってはとてもありがたかった

会話の中でキヨさんについてわかったことは、ひとり暮らしで、最近引っ越してきたということ、ゲーム実況という仕事でご飯を食べているということ、それくらいだった

『ゲーム実況?』

「うん、あんまり聞かない職業だよね、ゲームを実況している所を動画にして、お金を貰ってるんだよ」

なるほど、そんな職業は耳にした事があったが、本当にそういうものなのだなと感じた

スーパーから家まであっという間だった
キヨさんの話がとても面白く、久しぶりに声を出して笑った

家に到着すると、

「ここがAちゃんの家?綺麗なんだね」

『はい、母が綺麗好きだったので、姉と2人で頑張って掃除やってるんですよ』

「お姉ちゃんと2人暮らしなの?」



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作者名:うおおん | 作成日時:2021年3月16日 15時

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