夕立ち【ky】 (ページ29)

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28話目ページ29

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するとフジが

「はは、キヨが言ってた通りめっちゃ可愛いね、しかも面白い」

っっっちょっっとまて、、、急な暴露やめろ
勢いよくフジの方を見る、撮影の合間なのでサングラスとマスクは外していて、くそ、めっちゃにやにやしてやがる、、、！

「フジお前、言うなよ！！」

ほんとに恥ずかしい、、公開処刑やめろ、、、

「えぇ～なんでよぉ～」

顔が熱くなるのがわかる、Aちゃんに見られないように反対側を向く、追い討ちをかけるようにヒラが

「キヨっていつも僕達にAちゃんのこと話してるんだよ、だから僕達が一方的にAちゃんのこと知ってるけど、Aちゃんは僕達のこと分からないよね」

あぁ、、、言っちゃった、、

『そんなにキヨさんは私のこと話してるんですか？』

Aちゃんも楽しくなってるし、、、まあこういうのが理想だったから良いんだけどさ、、
Aちゃんが聞くとこーすけが

「う～ん、そうだな～、少なくとも最近はAちゃんの話しかしてないよな」

あぁ、もう、、、このままでは俺の心臓と顔が危ないので、撮影に戻ってもらうことにした、Aちゃんには録画が出来てるか見てもらう手伝いをしてもらった、そう、ここからが本番なのだ、俺らの撮影で笑わずにいられるか、それで笑ってくれたら成功という、何とも安直な計画
Aちゃんは余裕そうだ
最初の方はちょっとにやにやしだして、そこからもう蹲って顔を隠して体を震わせている、追い討ちをかけてさらに笑わせにいく、すると我慢出来なかったのか違う部屋に逃げ込んでしまった

「Aちゃ～ん？？ごめんね～、撮影終わったよ～？ふふっ、、ふふははは！！！！」

『キヨさん？？終わった？』

Aちゃんの笑ってる所が可愛くて楽しくて笑ってしまう

『ふふっ、なんでそんな笑顔なの！』

「ふふふ、だってAちゃんめっちゃ面白かったんだもん」

『んふふ、キヨさん達の方が面白かったしなんであんなに笑わせてくるの』

「ちゃんと笑ってるAちゃん可愛くてもっと笑わせたくなって、、」

あべ、思わず可愛いって言っちゃった、けど大丈夫か

『、、もう、、カメラに私の笑い声入ってないよね？入ってたら大変だよ』

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