四十九 ページ6
目の前の御館様に鬼殺隊の全員がひれ伏す。突然しゃがんだ私達に、皆びっくりしていた。
「もう皆知ってると思うけど、キメツバレーボールクラブの選手、マネージャーらは皆鬼殺隊のものです。一部高校のマネージャーもね。私は、その鬼殺隊の当主もしています」
「この場所は、私が皆さんに安心してスポーツに励んで欲しいと、猫又監督に頼まれ提供した場所です。皆さんはその期待に添えられるよう、残りの合宿に専念して欲しいと思います」
暗に前のようなバカな真似はするなと伝えてくる御館様。流石です。
「では、朝飯を食ってから全チームと対戦してもらおうかの」
猫又監督の一言の後、解散となった。私は一目散に師範の元へ駆け寄る。
そして、抱きついた。
『師範！会いたかったです！』
「おお、Aかァ。色々と大変だったらしいが、大丈夫だったかィ？」
「ちょっ、ちょっとAちゃん、その人誰？」
「鵺鳥さんはぁ〜、姫のこといじめてくるからぁ〜、離れて私の所に来た方がいいですよっ！」
ちっ、青城が、私達の世界をぶち壊しに来やがった←
皆、目に見えて狼狽えているが、師範はその中で西条さんに目を向けた
「お前ェ、今、Aが悪人みたいなこと言ってたなァ」
「そのとうりですよォ。だからァ、そんな奴ほっといてェ、姫と朝ごはん食べにいきましょォ」
ぶりぶりにぶりっこをして師範に近づくも、師範は顔をしかめて一言
「こいつは俺の彼女だァ。自分の彼女も信じてやれないでどうするんだよォ。第一、こいつは前世で俺を庇って死んだんだァ」
そんな奴がいじめなんてせせこましいことするかよォ。と、全く靡く様子のない師範に、西条さんは顔をしかめた。
代わりに、選手の皆は納得の言ったような顔をする。
「じゃあ、その人が不死川さん？」
『いえーす。何で知ってるの？』
「い、いやぁ、ちょっと」
なんだよ。怖いな
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りんこ(プロフ) - マトイさん» ありがとうございます！西条編もそろそろ終わりだと思いますが、引き続き読んでいただけたら幸いです(*´∀｀) (2020年11月6日 18時) (
レス) id: 5b2ad52f60 (このIDを非表示/違反報告)
マトイ - この作品面白いです！！！これからも応援してます！ (2020年11月6日 18時) (レス) id: a437784ea7 (このIDを非表示/違反報告)
りんこ(プロフ) - Honomi1204さん» 嬉しいです！応援よろしくお願いします((o(^∇^)o)) (2020年9月19日 12時) (レス) id: 5b2ad52f60 (このIDを非表示/違反報告)
Honomi1204(プロフ) - 面白いです！！頑張ってください (2020年9月19日 8時) (レス) id: 22d7bacd23 (このIDを非表示/違反報告)
りんこ(プロフ) - 恋(レン)さん» アザっす！これからも頑張ります！ (2020年8月3日 20時) (レス) id: 5b2ad52f60 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りんこ | 作成日時：2020年7月14日 20時
