教師にめっちゃ構われすぎてる件【ｄ！】

猫耳はありがち ページ33

「ｱｯ…」

zm「………」

ゾム先生は頭の上に乗っている猫耳を見つめたまま固まってしまった

もう…言い訳できないぞ…これは潔く諦めるしかないようだ…

「ぞ、ぞむせんせい…」

zm「………」

表情一つ変えずにただただずーっと猫耳を見ているゾム先生

「あの…ぞむせんｓ」

zm「これはまた報告せなあかんな！」

いきなり喋りだしたかと思えば、首根っこを掴まれ猛スピードでどこかへ連れて行かれた

ですよねぇ…そうなるよなぁ…誰かﾀｽｹﾃ…

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sn「ふーん…魔猫に噛まれちゃったんだぁ…」

「くすぐったいんで触るの辞めてくださいあと地味に胸をさわるな」

ぺ神先生が猫耳やしっぽを触りながら「うーん」と考えている

zm「あんまりベタベタせんといてや…？」

ウゥッと軽く威嚇しながら私をカバーするように抱きしめながらそう言う

sn「そやな…一応解毒薬はあるけど…」

「マジすか！？それください、何でもしますから！」

sn「え？今なんでもって…」

「私が許せる範囲で」

ぱぁっと明るくなったのが一転して、しゅんと寂しそうな顔をする

sn「はぁ…分かったよ…」

「じゃあ…！」

sn「でもその前に少しだけ遊ばせて？」

しまっ…

sn「あむ」

「ひゃあっ！」

ぺ神先生が猫耳をガブッと甘噛する

「ん…やめっ…ちょ…んぐ…いや…だ…ぁ…」

必死にもがいているとゾム先生が急に

zm「ずるいでペ神！なんか俺も参戦したい！！」

なんて言い出して、しっぽをむぎゅっと握ってきた

「ひうっ！？」

「んく…ひゃ…んん…やらぁ…ひっ…」

抵抗しようとするが体に力が入らないので、へなちょこなパンチしかできない

「い、いい加減に…」

ガラッ！

shp「失礼しまーす。あの教室の石鹸なくなって…は？」

sn/zm「あっ…」

最終手段として魔力を使おうとしたところで、石鹸補充係のショッピが来た

zm「ちゃ、ちゃうねん！これは…」

shp「何が違うんですかぁ？今完全にAさんの事襲ってましたよねぇ？」

助かった…ナイス…ショッピ…

パッと手を離され、支えがなくなった私は床にぺたんと座り込む

shp「大丈夫ですか！？…あそこの椅子で休んでてください。すぐ戻りますから」

ショッピが満面の笑みで2人の首根っこを掴んで、廊下へと出ていく

zm「ちょ、ショッピ…おちつ…アー↑！！！」

sn「だって猫耳ついてたら噛みたくな…いだだだ！！！分かった分かったから！！」

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