教師に構われすぎてる件【ｄ！】 (ページ2)

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自己紹介で煽っていけぇページ2

？「担任の…」

赤いマフラーを付けたメガネの先生がファイルを見ながら言う

tn「トントンや。よろしくな」

生徒(トントン先生…え？まさかトントンってあの？)←私が心読んでる

あー、そういえばあったな…巨大魔獣討伐でここの「トントン」っていう先生が１人で片付けたとか

この人がそうなんか…

tn「俺の使える能力は相手の能力の無効化や。だからあんまり実戦はしない」

tn「あとはその他もろもろ…」

いや言ってくださいよ

tn「そんなぐらいかな…あ、担任言うてもあんまり授業は教えへんからな」

トントン先生がファイルになにかを記入している

…ちょっと心の中読んでみるか、暇だし

目を閉じて精神統一し、集中する

tn(あー、Aと話したい…戦いたい…あー…)

え？わしですか？わしと戦いたいって思ってます？

tn(絶対すごいんやろうな。ぶっちゃけAしか期待してない)

「へぇ…(悪い顔)」

隣の人(急に怖い…だれかこの席変わって…)

１人でトントン先生が負けた時を想像して顔がニヤける

周り(いや急にどうしたんだよ…やっぱり最強の考えることは分からんな…)

tn「…どうしよ。もう話すことないんよな」

tn「あ、そうや！１人１人自己紹介してくれ」

自己紹介か…一番苦手なやつだな…

前の列から順番に自己紹介していく

なんか周りが笑ったりしているがそんなのどうでもいい

とにかく今は眠たいんだ！今日は結構能力使ったからなぁ

物体移動(朝)と瞬間移動(来る時)と再生力(さっき)と心読み(今)…

いやいうてそんなに使ってなかった

まぁいいや。寝て損することはないだろう

机の上に腕で枕を作り、その腕枕の上で目をつぶる

隣の人(え？自己紹介まだしてないのに寝た！？)

「んにゃ…むにゃ…」

夢の中に入る直前、頭に前の椅子が直撃して起こされる

「痛っ！」

前の人「皆さぁん、こんにちはぁ！私はぁ、レストって言いまぁす♡よろしくね♡」

私の前の席のツインテールが気持ち悪い挨拶をする

周りはかわいいと思っているのか、目が♡になっている

きっっっっっしょ

tn「はいどうも。最後は…Aやな」

トントン先生の顔が少し明るくなる

「はい…皆さんどうもこんにちは。Aです。好きなものは甘い物、嫌いなものは…」

前の人をちらっと一瞬見てみる

「自分の事かわいいと思ってる勘違いぶりっ子ですかねぇｗｗ」

いきなりの煽り