“個性”を活かして ページ11
次！握力！
手の周りの力を手が潰れない程度にこっちへ向けて計測。
結果は24.8�圓任靴拭�うーん、前は20�堊宛紊世�ら、まぁ成長したのかな…？
次の立ち幅跳びは、跳ぶ時に力の向きを操って173�僉�
ちなみに“個性”未使用だと自分の身長も越えられませんでした…
反復横跳びは…ちょっと思い浮かばなくて何もしなかった。使い続けるとちょっと保ちそうになかったからね。
結果は32回。
で、ソフトボール投げ。
これもボールを手放した瞬間に力の方向を固定させて、ずーっと遠くへ飛ばした。
記録はお茶子ちゃんと同じ∞でした！やったね！
ズキッ。
「っ！たたた…」
ヤバ…重ねて“個性”使いすぎた…頭痛が…
「Aちゃん、大丈夫？」
「うん…平気」
「体調が優れないのか？保健室へ行った方が…」
「大丈夫だよ。ちょっと“個性”使いすぎちゃっただけだから。ありがとう飯田くん、お茶子ちゃん」
話をしてると、緑谷くんの番になる。
そういえば緑谷くん…まだ目立つような記録は出てない…
「大丈夫かな、緑谷くん…」
「このままだとマズいぞ…？」
「ったりめーだ、無個性のザコだぞ！」
「無個性！？彼が入試時に何を成したか知らんのか！？」
「は？」
「え？」
入試の時…か。ボクはみんなと違うグループだったからわからないけど…きっと、凄かったんだよね。でも変だな…そんな凄い“個性”なら、何で使わないんだろ？まるで使うのを怖がってるみたい…
そしてついに、緑谷くんが投げる。
腕が光って、思いっきり振りかぶって投げた…けど…
「46m」
えっ？あ、あれ？
今の光…多分“個性”だよね？
ということは…まさか…
「“個性”を消した。つくづくあの入試は…合理性に欠くよ。お前のような奴も入学できてしまう」
「消した…！！あのゴーグル…そうか……！視ただけで人の“個性”を抹消する“個性”！！抹消ヒーロー・イレイザーヘッド！！！」
やっぱり！先生の“個性”だ…！
先生が、緑谷くんの“個性”を消したんだ…
「見たとこ…“個性”を制御できないんだろ？また
「そっ、そんなつもりじゃ…！」
「どういうつもりでも、周りはそうせざるを得なくなるって話だ」
“個性”を制御できない？それじゃあ誰かを救けるどころか自分の身が危なくなる。
でも…“個性”は身体能力の一つとされているから、使えば使うほど扱いを知るはずだ。
緑谷くん、もしかして…
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 37人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ミサ | 作成日時：2018年9月1日 12時
