プロローグ ページ1
白布side
・
大学に進学して、彼女ができた。
違う大学だけど、俺は暇さえあれば彼女に時間を使っていた。
彼女が俺の全て
そう言えるくらい、俺はAにどんどん夢中になった。
『ごめん…初めてじゃ、ないの。』
白布「…え?」
『私、高校生の時彼氏がいて…その人と。』
白布「……。」
『嫌な気持ちにさせちゃったらごめん…賢ちゃん。』
もう20を過ぎた大人だ。
俺が初めてじゃなくても不思議ではない
けど、俺はその言葉を聞いた時
その言葉を発したAの顔を見た時
何かがプツンと切れてしまった。
『きゃ…!?』
Aを押し倒して、無理やり下着を下ろした。
手首を頭の上で押さえつけ上に乗っかって動けなくした。
『賢ちゃん!?何…っ、やだ…やめて!!』
白布「黙れ…」
__________パンッ!!
Aの頬を、気づいたら思いっきり叩いていた。
呆然とするAを無視し、俺はベルトを外してまだ濡れていないAのそこに自身を当てがう。
『待って……っ…お願、い…
…ッ!』
白布「……っ…」
Aを乱暴に抱いた。
痛い。やめて。
Aは泣きながらそう繰り返していた。
多分、この時から
Aに対する愛情が
どんどん歪んだものになっていった。
・
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作者名:赤ずきん | 作成日時:2020年8月8日 0時