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重なる想い ページ3

Aside













『信君も…?』





北「俺も…Aが好きや。」





そう言って穏やかに、愛しそうに微笑む信君。





『ほんと…?』





北「うん。」





『じゃあ…っ、信君の彼女になりたい!』





北「俺は勿論なって欲しいけど…卒業したら暫くは近くにいてやれん。それでもええんか?」





『そんなのいいに決まってる…!
信君以外好きになれないもん!』





ムキになってそういうと、信君がクスッと笑った。





『何で笑って…』





北「いや、ほんまにかわええなぁと思ってん。」





不意に、信君が私の頬にそっと触れる。





ジッと見つめられ、信君の綺麗な瞳に吸い込まれそう
だった。





そのまま目を閉じると、柔らかい唇が重なる。





唇も身体も





全部、熱かった。





ゆっくり目を開けるとまた唇が重なって
信君の腕が私を包み込む




そのままゆっくり押し倒された。




信君の柔らかい舌が、私の舌に絡み付いてきて
深いキスを交わす。





途中で、信君の胸をトントン叩いた。





『…っ、背中痛い。』





北「…畳やと、確かに痛いな。ベッド、行くか?」





『…ん。』







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作者名:赤ずきん | 作成日時:2020年8月8日 0時

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