狂愛2【白布賢二郎】

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Aside




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人前なのに、賢ちゃんに抱き締められた。
恥ずかしいけど、嬉しくてドキドキした。



賢ちゃんの頬に汗が伝っていて、それをそっとハンカチで拭ってあげた。



白布「A、観に来てくれてありがとう。」



こんな少年みたいな笑顔の賢ちゃんを見るのは初めてで、胸が締め付けられる。



天童「賢二郎ー！ラブラブなとこ申し訳ないけど、インタビューの時間だよ！」



白布「！悪い、一旦行ってくる」



『うん、いってらっしゃい』



白布「駅前のホテルだよな？終わるまで待ってて、送ってくよ」



『いいよいいよ！今日はチームメイトの皆んなと過ごして』



白布「いや、けど……。」



『ほんとに大丈夫だから、じゃあまた後で！』



白布「A、ちょっと待…」



瀬見「白布、もう始まるぞ」



心配そうな賢ちゃんに手を振り出口の方へ歩いて行った。
どうしよう…心臓ドキドキしておさまらない。



でも、今はチームメイトと過ごして欲しい。




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ホテルに着きエレベーターに乗り込む。
エレベーターの扉を閉じようとボタンを押すと



「すんません、待ってください」



誰かが慌てて乗り込んでくる。



『え…』



「！…A？」




そこには、北先輩がいた。





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