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白布side
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早退すると担任に伝えてそのまま学校を後にした。
家について、Aの部屋に入り鍵を閉める。
ベッドに座らせて、嗚咽をあげて泣いているAに温かいミルクを出してやった。
Aの横に腰を下ろす。
白布「本気で別れたいのか」
『賢ちゃんのこと好きだけど、耐えられないの…っ、もう暴力しないで…お願い』
そう言って泣き噦るA。
さすがに、限界まで追い詰めすぎたか？
白布「…悪かった。」
『…っ』
白布「Aの事が好き過ぎて、自分が見えなくなってた。」
今は…
『っ、賢ちゃん…』
白布「でも、誰よりも本気でAのこと大事にしたいと思ってる。だから別れるなんて考えられない。」
Aが俺を見つめる。
その頬に涙が伝うのを見て、鼓動が速くなる。
『私も別れたくない、でも…』
Aを抱き締めた。
『賢ちゃ…』
白布「お前の事殴った事、すげぇ反省してる。
ただ、俺もそれくらいお前が好きなんだ…分かって欲しい。」
『……好き？』
白布「うん、愛してる。俺はA意外考えられない。
Aは俺以外の男でもいいの…？」
Aの髪を撫でて目を見つめる。
『……私も、賢ちゃんしか考えたくない。
ごめんね、変な事いって…』
思わず笑みが溢れそうになる。
本人は気付いてないだろうけど
飴と鞭。暴力と優しさを上手く使う事で、Aは既に俺に依存している。
別れなんて選択肢、選べるわけがない…いや、絶対に選ばせない。
白布「ありがとう…好きだよA。」
もっと依存させて、一生俺の人形にしてやる。
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赤司まろ(プロフ) - 文才すぎます！続きが気になりすぎました、、！更新待っております^ ^ (5月2日 2時) (
レス) @page15 id: 8724c5f58a (このIDを非表示/違反報告)
佐倉 - いやぁ、まじで本当に面白いです。更新してもらえるのを待つのが日課になってしまいました！更新待ってます！ (8月11日 15時) (レス) @page14 id: bb5b2e42f5 (このIDを非表示/違反報告)
ねじれ - これほんとに面白いです！ありがとうございます (8月5日 0時) (レス) @page10 id: 4c1aa55119 (このIDを非表示/違反報告)
赤ずきん(プロフ) - 佐倉さん» コメントありがとうございます！読んでくださって嬉しいです♡これからの展開もお楽しみに (7月20日 0時) (レス) id: 79df9d6f16 (このIDを非表示/違反報告)
佐倉 - 続きが気になります。北さんが何か怖そうです。更新頑張ってください！ (7月14日 20時) (レス) @page12 id: c2a06aa4d9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：赤ずきん | 作成日時：2023年4月29日 1時
