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洋食屋を出ると
もう外は真っ暗だった






そのまま駅までの道を歩く







『暗いですね…』






天童「そうだね〜」






一人暮らしの夜は寂しいし怖い







‘‘この後うち寄って来ませんか?”

って…





聞けたらいいけど、天童さん部活で疲れてるだろうから言えないなぁ…







そのまま二人で黙って歩き続け
公園に差し掛かったところだった







天童「A」






『?』







立ち止まって振り返る







天童さんは私の両肩を掴み
腰を屈めて同じ目線でジッと見つめてきた






天童「…何か俺に言いたい事ないの?」






ドクン






心臓が鳴った






そのまま天童さんの手が腰まで降りてきて
そっと引き寄せられる






天童「一人で寂しいんでしょ…?」






『…っ』






何で…






分かったの?






天童「秘密にしてても、Aの事なら何でも分かっちゃうからね〜

…だから遠慮せずに言って?」






天童さんの腰に手を回し
胸に顔を埋めて言った






『一人になりたくない…っ』






私の方こそ天童さんに嫌われたくなくて







嫌われるのが怖くて






気を使ってた






でも、ちゃんと言わなきゃ駄目なんだね






天童「ん、お利口」






「今から家行っていい?」
そう耳元で言われ、頷かないワケがなかった









違和感*→←*



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オレオ←ハイキューで生きてる - 赤ずきんさん» ドキドキしながら読んでます!天童さんは最高です!これからも応援してます~!o(^o^)o (2016年3月22日 2時) (レス) id: 9f7c3884bf (このIDを非表示/違反報告)
ゆーり(プロフ) - すごく面白いです! (2015年12月26日 23時) (レス) id: 8bbb6dca12 (このIDを非表示/違反報告)
赤ずきん(プロフ) - suzuranさん» 嬉しいお言葉ありがとうございます///期待に応えられるよう、頑張りたいです(^-^) (2015年10月27日 21時) (レス) id: a2c603eaa0 (このIDを非表示/違反報告)
赤ずきん(プロフ) - 令 さん» 天童かっこいいですよね///無理せず、自分の好きな小説を書いていきたいなと思います(^-^) (2015年10月27日 21時) (レス) id: a2c603eaa0 (このIDを非表示/違反報告)
赤ずきん(プロフ) - 隈(クマ)さん» そ、そそんな天童を書けるようになりたい…!もっとドキドキして貰えるよう、頑張りますね! (2015年10月27日 21時) (レス) id: a2c603eaa0 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:赤づきん | 作成日時:2015年10月10日 21時

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