捕獲対象II【天童覚】

元通り ページ9

Aside





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___数日後









今日は久々に部活がオフの日





なんと白鳥沢も体育館の点検日でオフ





そう！
天童さんと普通の時間に帰れるのは初めて！





校門前で天童さんが待っていた





【なあ、アレってゲスモンスター？】





【この間あの人のブロックで青城負けたんだっけ？！

怖え…近くでみると尚更デカイ…】





周りの人の視線が集まってる






確かにアレだけ身長が高ければ
目立つよね…





天童さんはこちらに気付くと
ニコッと笑ってひらひら手を振った






天童「A〜」






『お待たせ、覚//』






手を繋いで歩き出す






初の''放課後デート''





普段は夕食食べるくらいだけど
今日は暗くなるまで時間が沢山！





浮かれて顔がにやけてしまう





天童「ﾌﾞｯ…嬉しそうなAかわいっ♡」






『…っ！//…さ、覚は嬉しくないの…？』






天童「嬉しいに決まってんじゃん！」







「…好きな子といる時間が長くなるなんて」

そう耳元で囁かれたら
もう心臓が高鳴って止まらない






天童「まずは駅前のケーキ屋行こっか！」






『行く！！//』






やっぱり、こういう大人で優しい天童さんが
好きだなぁ






この間の怖い視線とか声は…きっと機嫌が悪かったからだと信じたい







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