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episode29 ページ29

「ちょっと兄様!お見送りはなしですか?!ないなら私、今日は晴の家に泊まってきます!」


そう言った瞬間ガバッと起き上がった兄様は、光も驚きの速さで私のもとに駆け寄って肩を揺さぶった。


「A!!そんなことしたらどうなるか分ってるな?!A、男の家にお泊まりなんてふしだらなことをする娘に育てた覚えはないぞ?!」


「…いや、娘じゃないし。妹だし。



じゃあ、兄様が元気になった所で行ってくるね。」


「こらっ、A!話はまだ終わってない!!」


「いってきまーす」


ごめん兄様。


戯けには付き合ってられません。


いい加減シスコン卒業してください。







「いらっしゃいませ、Aお嬢様。ご無沙汰しております。随分と大きくなられまして」

「小林さん、お久しぶりです」

「いやぁ、Aお嬢様、以前にもましてお美しくなられて。小林は感激しております」

「本当に久しぶりにお会いしましたものね」

「ささ、こちらでございます」

小林さんのあとを付いていくと、ついた先はやっぱり中庭。

でも声が静か。

もしかして、やっぱり個人パーティー?晴が個人的なパーティーを開くなんて。

どういう気持ちの変化?

なんか変なキノコでも食べたんじゃ…!



……………………………あ、有り得そう。



「うわぁ、やっばぁぁぁっ!!」


奥から聞こえてきた、少し高めの声。

そして声の主の他にもう一人。



「…あれ、音さん?」



道明寺A、何故か音さんをみつけました。

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Yuria(プロフ) - 美琴さん» わざわざありがとうございます!全然気づきませんでした…!直しておきます。これからもどうぞよろしくお願いします (2018年5月20日 3時) (レス) id: ef6245827b (このIDを非表示/違反報告)
美琴 - こんばんは(*^^*) 物語読みました。 続きが気になります。 更新待ってますね。 (2018年5月16日 19時) (レス) id: fa78cdaff1 (このIDを非表示/違反報告)
美琴 - 物語読んでいて気が付いたのですが...。 episode9のここの台詞 中でもでもダントツなのはリーダーの…」 これ正しくは中でもダントツではないんでしょうか? (2018年5月16日 14時) (レス) id: fa78cdaff1 (このIDを非表示/違反報告)
美琴 - 何度も続けてのコメントですみません(・_・;) 物語読んでいて気が付いたのですが...。 episode8のここの台詞 よって、私は愛莉にも晴にと逆らわず、逆らえずな関係が成り立ってしまっている。 これ正しくは私は愛莉にも晴にもではないんでしょうか? (2018年5月16日 14時) (レス) id: fa78cdaff1 (このIDを非表示/違反報告)
美琴 - またまた続けてのコメントですみません。 episode7のここの台詞 「…間違ってる、なんて気づかないんだろうな」 これ正しくはなんでではないんでしょうか? (2018年5月16日 14時) (レス) id: fa78cdaff1 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:Yuria | 作成日時:2018年4月22日 0時

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