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▼続き ページ38

「……エミさん有能やなぁ」
そう言いながらトントンさんが席を立って近づいてきた。
「いえいえ。話を聞いてあげたトントンさんには敵いませんよ。」
「あれはホンマに……(笑)というかAさん頭大混乱なんとちゃう?大丈夫なんかな。」
「いやそこは多分大丈夫ですよ。女は強いみたいですから、ね?」

そう言ってそこにいる彼女に同意を求めれば

「友人の私が保証するわ。」

そう言ってにやりと笑った。

ここにいる3人はあの両片想いのアホ達に振り回されたアホ達だ。

どこか親近感が湧いて顔を合わせて笑った、

二人が手を繋いで仲良く真っ赤になって教室に帰ってくることを願って。






何が……起きているの?


好きな人の腕の中にいたと思ったら今度は気がつけば手を引かれ、外にいた。

冬は日が短いせいかだいぶ暗く、そこらじゅうに装飾されたイルミネーションがよく映えて綺麗だ。

そう思っていると前を走っていたグルッペン君が足を止めて振り返った。
グルッペン君の後ろにはイルミネーションでキラキラと輝いていたであろうツリーが飾られている。

もうクリスマス過ぎちゃったからもう光らないのかな……。

周りの輝きと比べるとツリーはどこか寂しげであるはずなのにその前にグルッペン君が立っているだけでキラキラとしているように感じる。

やっぱり綺麗だなぁ……

サラサラとした金色の髪も、その赤い目も。

やっぱり……


「……すき……」

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作品ジャンル:恋愛
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角砂糖(兼:ただの炊飯器)(プロフ) - ランさん» 書けました!宜しければ読んだってくださいm(*_ _)mリクエスト本当に嬉しかったです♪ありがとうございました (2018年3月14日 16時) (レス) id: b04e9ddf40 (このIDを非表示/違反報告)
角砂糖(兼:ただの炊飯器)(プロフ) - ランさん» ありがとうございます!!もちろんです(*^^*)ぜひぜひ書かせていただきます (2018年3月14日 15時) (レス) id: b04e9ddf40 (このIDを非表示/違反報告)
ラン(プロフ) - リクエストよろしいでしょうか?鬱先生のハッピーエンドのお話をお願いしたいです! (2018年3月14日 15時) (レス) id: e5666d0338 (このIDを非表示/違反報告)
角砂糖(兼:ただの炊飯器)(プロフ) - 十弧さん» 良かったぁ!!!リクエスト本当に嬉しかったです_( _´ω`)_♪ぜひぜひこれからも来たって下さいね、いっぱい書きたいです!ありがとうございました (2018年3月14日 0時) (レス) id: b04e9ddf40 (このIDを非表示/違反報告)
十弧(プロフ) - 角砂糖(兼:ただの炊飯器)さん» リクエストしにお邪魔させて頂くかも知れません…。これからも作者様のお書きになるお話を楽しみにしています。これからもご無理なさらず頑張って下さい! (2018年3月14日 0時) (レス) id: f05eea04c6 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:角砂糖 | 作成日時:2017年12月2日 19時

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