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▼続き ページ2

そっからはもうあれよあれよと床に敷かれたままで降り注ぐキスの雨。
首から鎖骨にかけては赤い痕がこれでもかと言うほど付けられた。

挙げ句の果て、調子に乗って服の中に手をさりげなく入れるもんだから、コラッと払えば無言でニヤリ。

「…………。」
「…………っ」
「…………。」
「…………っ……うぅ」



負けた。



「〜〜〜っあー!もう!分かったってば!あと30分、30分で終わらすからそれから……ね?」

……

……
…………アレ?

言ってからなんとなく恥ずかしくなってくる。
だって、これ……

「…Aから誘っとるんか?」

そう言うと、目の前の薄く綺麗な唇が弧を描く。

「ち、違っ……!誘ってないです!」
「顔、真っ赤だゾ。」
「違うもん!!!断じて違う!!」
「さっきはキスだけであんな顔しとったもんな。」
「恥ずかしいから言わないでよ!!ってか喋ってるじゃん…」
「お陰様でちょっとは満足したからな。それに……30分後も満足させてくれるんだろ?」


グルちゃんはずるい。


無駄に整った顔が近づいてきただけでも心臓に悪いっていうのに、彼特有のあの低音で囁かれれば……


真っ赤であろう私はコクンと頷くしかなかった。


今の時刻は23:30

夜はまだこれから。



シンデレラは帰れない。

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作品ジャンル:恋愛
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角砂糖(兼:ただの炊飯器)(プロフ) - ランさん» 書けました!宜しければ読んだってくださいm(*_ _)mリクエスト本当に嬉しかったです♪ありがとうございました (2018年3月14日 16時) (レス) id: b04e9ddf40 (このIDを非表示/違反報告)
角砂糖(兼:ただの炊飯器)(プロフ) - ランさん» ありがとうございます!!もちろんです(*^^*)ぜひぜひ書かせていただきます (2018年3月14日 15時) (レス) id: b04e9ddf40 (このIDを非表示/違反報告)
ラン(プロフ) - リクエストよろしいでしょうか?鬱先生のハッピーエンドのお話をお願いしたいです! (2018年3月14日 15時) (レス) id: e5666d0338 (このIDを非表示/違反報告)
角砂糖(兼:ただの炊飯器)(プロフ) - 十弧さん» 良かったぁ!!!リクエスト本当に嬉しかったです_( _´ω`)_♪ぜひぜひこれからも来たって下さいね、いっぱい書きたいです!ありがとうございました (2018年3月14日 0時) (レス) id: b04e9ddf40 (このIDを非表示/違反報告)
十弧(プロフ) - 角砂糖(兼:ただの炊飯器)さん» リクエストしにお邪魔させて頂くかも知れません…。これからも作者様のお書きになるお話を楽しみにしています。これからもご無理なさらず頑張って下さい! (2018年3月14日 0時) (レス) id: f05eea04c6 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:角砂糖 | 作成日時:2017年12月2日 19時

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