爆豪勝己と文通を。【爆豪勝己】【短編集】 (ページ8)

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『勝己くんの好きな人は、どんな人なの？』

ふと、疑問になって聞いてみた。

気になる所である。

「……身長が低い…」

『なるほど…守ってあげたくなるね！！』

「…あー」

適当に返事を返す爆豪。

『可愛い！？それとも美人？』

「か……わ、ぃ…い」

小さな声で爆豪は言った。

思わず飛び跳ねたくなるほどテンションが上がる。

勝己くんの可愛い一面が見られて少しキュンときた。

『可愛いか〜、きっとお似合いなんだろうね！』

「………テメェは好きなヤツいねぇの？」

『…私？』

___私は……

『いないかな、恋愛もしたことないし』

「なら、…んでそんなに詳しいんだよ」

『恋愛漫画読んできてるから！！』

数多の恋愛漫画を読んで生きてきた私。

恋愛事には少し詳しかった。

『勝己くんは真っ直ぐだね』

「は……」

『その気持ち、絶対その人に届くよ！！』

私は最後にそうアドバイスをした。

「鈍感ヤロー………」

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