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浮遊感。
ローに俵担ぎをされていた。
身動きが取れない。
『え、ちょちょ、どこへ！？』
「寝室に決まってんだろ」
『寝室ぅ！？』
叫ぶ間も無く、ローが寝室のドアを開き、中へと入る。
これまた高級そうなベッドに落とされ、沈む。
マットレスがふかふかで、このままどこまでも沈んでいけそうだった。
瞬時に起きあがろうとするも、ローに両手首を押さえられ、押し倒される。
沸き上がった感情のまま、上に覆い被さり、いわゆる馬乗りをされた。
_____うわあああああ！！
声も出ない。
ただひたすら心の中で叫んだ。
____え、これやばいんじゃない？やばくない？
ローが自分を見つめてくる眼差しが潤々と光っていて、狩られる。と本能的に感じた。
『え、ちょ、あの、先生...』
「なんだ」
『なんだじゃなくてですね...この体勢まずくないてすか！？』
「そうだな」
何も問題なさそうに返答される。
問題大有りだが。
と、ローがなんの躊躇もなく上のスウェットを脱ぎ捨て、ベッドの下に放り投げる。
____うわああああああ！
心の中で叫んだ。
そりゃあ婚約した仲だし、いずれはこういうことになるのかもしれない。
しかし、いくらなんでも話が飛躍し過ぎだ。
ローの意外にも鎩えられた筋肉が視界を埋め尽くす。
その姿に、Aは堪らず生唾を飲み込んだ。
キャパオーバーしそうだ。
『えっ、あっ、えっ』
「A屋...」
情けない声しか出ないAとは逆にローは吐息を込めた余裕がある色気たっぷりの声を出す。
触れるか触れまいか、ローの冷たい指先がAの膚を探る。
ふとももを指先ですうっと撫でてくる。
ローがスウェットのズボンに手をかけ、艶かしく、焦らすようにゆっくり脱いでいく。
だんだんと下着が見えてきて、『え、え、え、』と困惑と動揺の声が漏れる。
「おまえの前では良い先生でいたかったけどな」
やばい。
分かっていても動くことができない。
「無理な話だったな」
これから獲物を狩るように、舌なめずりをする。
どんどんと迫り来るローに抵抗もできず、覚悟を決めてギュッと目を瞑る。
_____と、、
『え？』
体が何かを支えている重さを感じて目を開くと、ローが自分の上で寝ていた。
すやすやと寝息を立てて、無責任に寝ている。
_______ええええ......そういう展開？
こうして婚約0日目はこのようにして終了したのだった。
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sahokokapi(プロフ) - ロー先生、カッコ良すぎる！！続きが楽しみになってきた(*≧∀≦*) (5月18日 23時) (
レス) @page14 id: 95ad17c84b (このIDを非表示/違反報告)
popo(プロフ) - とても面白いです。続き楽しみにしています (2023年1月24日 17時) (レス) @page50 id: b53f6e36c7 (このIDを非表示/違反報告)
kanata(プロフ) - おにぎりさん» 更新読みました！あわ、あわわ、黒髪パーマ､､､､､黒髪パーマ！？青い目！？( ` ༥ ´⸝⸝⸝))ﾑﾑﾑ、誰だ！？ (2022年12月26日 17時) (レス) @page50 id: c25e02bac7 (このIDを非表示/違反報告)
わたあめ - 一目惚れ読みです。（？）主様の書かれるロー先生がガチ好き過ぎます。え、あ、かわい。って。あと、ローとドフィのやりとりまじ面白いです。次も楽しみにしてます。 (2022年12月25日 14時) (レス) @page50 id: 9974b64967 (このIDを非表示/違反報告)
kanata(プロフ) - おにぎりさん» いえいえ！お疲れ様です、誤解解けて良かったです、闘病？も(๑ •̀ω•́)۶ﾌｧｲﾄﾃﾞｽ!! (2022年12月10日 12時) (レス) id: c25e02bac7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：おにぎり。
| 作成日時：2022年10月25日 21時
