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『先生私のこと好きなんですか…？』
発言した時には話を遮ってしまった……と後悔する。
一方で聞きたいという強い気持ちがあった。
怒られるな。と冷や汗を流す。
言葉に詰まったように、ローが黙り込んだ。
視線を逸らし、わざとらしく咳払いをする。
数秒。
「そ」
『そ？』
おうむ返しをする。
ようやく口を開いたロー。
Aは自分でも戸惑うほどに心臓が高ぶっていた。
「……それなりに」
目を丸くする。
顔にじわぁっと血が集まり、耳なんかもう熱くて真っ赤だった。
それはローもで、耳が真っ赤。
帽子を被っていないので完全にノーガード。
『先生…！』
感動の眼差しを向けると、ローは目を逸らし、大きく咳払いをする。
「……社会人になったとき、改めて聞く。同意書みてェものだ。その時おまえがおれを好きで、逆もそうだったらおまえの印を押して出す。どっちかが欠けてりゃシュレッダーだ」
いつも通りの感情が読めない澄ました顔に戻る。
切り替えが早かった。
「出すか出さないか、あきらかに出さねェ確率のほうが高ェし、互いに5、6年縛られて、いいこともねェ。それでも_____」
と彼が急に止まった。
首のうしろに手を当てて、ためらう。
急になんだ？喋ってもいいのか？と見つめるとやりにくそうな小さな声で、
「それでもおれと居てェなら、書け」
それを見てAは察した。
これが考えていた答えであって、台本だったのだ。
だからスラスラ言えて、表情も変わらなかった。
最後止まったのは台本が完成していなかったから。
さっきも止まったのは台詞が用意できていなかったから。
突然ではあるが、それを断る理由なんてこれっぽっちもなかった。
フラれる確率100%だと覚悟をしていた相手からいきなりプロポーズらしきものをされたのだから。
『よっ、、よろしくお願いします』
受けた。
ボールペンをノックして早速書き始めた。
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sahokokapi(プロフ) - ロー先生、カッコ良すぎる！！続きが楽しみになってきた(*≧∀≦*) (5月18日 23時) (
レス) @page14 id: 95ad17c84b (このIDを非表示/違反報告)
popo(プロフ) - とても面白いです。続き楽しみにしています (2023年1月24日 17時) (レス) @page50 id: b53f6e36c7 (このIDを非表示/違反報告)
kanata(プロフ) - おにぎりさん» 更新読みました！あわ、あわわ、黒髪パーマ､､､､､黒髪パーマ！？青い目！？( ` ༥ ´⸝⸝⸝))ﾑﾑﾑ、誰だ！？ (2022年12月26日 17時) (レス) @page50 id: c25e02bac7 (このIDを非表示/違反報告)
わたあめ - 一目惚れ読みです。（？）主様の書かれるロー先生がガチ好き過ぎます。え、あ、かわい。って。あと、ローとドフィのやりとりまじ面白いです。次も楽しみにしてます。 (2022年12月25日 14時) (レス) @page50 id: 9974b64967 (このIDを非表示/違反報告)
kanata(プロフ) - おにぎりさん» いえいえ！お疲れ様です、誤解解けて良かったです、闘病？も(๑ •̀ω•́)۶ﾌｧｲﾄﾃﾞｽ!! (2022年12月10日 12時) (レス) id: c25e02bac7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：おにぎり。
| 作成日時：2022年10月25日 21時
