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貴「スミマセン、予約してた河野です」
ホテルの受付に声をかけると、優しそうな顔をした若い男の人がでてきた。
スタッフ「あ、河野様ですね?お部屋のご用意、できております。あと、申し訳ありませんが、今、案内できるボーイが全員抜けておりまして・・・」
貴「あ、じゃあ一人で大丈夫なので鍵を渡してもらえますか?」
スタッフ「申し訳ありません・・・」
貴「いえいえ、大丈夫ですよ」
鍵を受け取って部屋に向かう。その途中、スーツの男の二人組とすれ違った時、男性達が話している内容が聞こえた。
男1「怪盗キッドの予告時間まであと14時間か?」
男2「ああ、にしても、相変わらず中森警部は気合いはいっているな」
貴「(怪盗キッド?・・・あー、今有名なあの怪盗か・・・へー、おもしろそう)」
私は自分の部屋の前に立って、笑っていた。
貴「今晩は・・・寝れないな」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
14時時間後・・・in屋上
現在、午後11時55分・・・そろそろだね。
下を見るとパトカーが1、2、3・・・
貴「・・・・多すぎだろ」
とは言え・・・屋上は誰もいないんかい!!
貴「まったく、日本の警察ってこんなにバカだったっけ?」←
まあ、いいか。一人の方が好き勝手できるしいいか・・・
貴「さてさて、あと5秒〜...5、4、3、2、1....」
ボン!!
カウントがゼロになるのと同時に約5階下で軽い破裂音がした。また、その約30秒後に階段をかけあがる音が聞こえてきた。
貴「やーっぱりね。来ると思ったわ」
??「よっしゃー、今日もチョロいチョロい」
貴「こんばんは」
??「っ!・・・おっと、先客がいましたか」
うん、わかったことがある。噂通りの・・
貴「キザ野郎だ。」
??「こんなところで何をしているんですか、お嬢さん?」
貴「・・・もういいよ、受付のお兄さん。いや、怪盗キッドさん」
キ「おや、バレてましたか」
貴「うん、雰囲気が一緒だからね」
そう言うと私はキッドに手を差し出す。
貴「かえすんでしょ、盗んだ宝石。」
キ「おや、そこもお見通しですか?」
貴「だって目当ての宝石じゃないみたいな顔してるしさ。あと、そのしゃべり方やめてくれます?」
そう言うとキッドはフッと笑い、私に宝石を投げてよこした。
貴「お、おま、お前!! 私がこの宝石を落としたらどうすんだよ!」
キッドは不敵な笑みを見せると、口をひらいた。
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kazuno(プロフ) - まあちんさん、本当にありがとうございました! (2018年3月22日 23時) (レス) id: cbda8375b3 (このIDを非表示/違反報告)
まあちん(プロフ) - kazunoさん» いえいえ!私はあと2年後です。(><)お疲れ様です! (2018年3月12日 21時) (レス) id: 2dbb4386e4 (このIDを非表示/違反報告)
kazuno(プロフ) - まあちんさん、ありがとうございます! (2018年3月12日 21時) (レス) id: cbda8375b3 (このIDを非表示/違反報告)
まあちん(プロフ) - 受験合格おめでとうございます!! (2018年3月12日 21時) (レス) id: 2dbb4386e4 (このIDを非表示/違反報告)
みるくねこ(プロフ) - 受験私もかなり大変でした...でもめげずに頑張ってください!終わったあとの爽快感と受かったあとの嬉しさは言葉に表せないくらいです!!応援してます!! (2018年1月23日 21時) (レス) id: 79453e6450 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:kazuno | 作成日時:2016年3月25日 11時