検索窓
今日:3 hit、昨日:0 hit、合計:41,323 hit

700.ゴールデンペアの危機 ページ32

大石)ふ、不二!?

大石が慌てたように声を上げる。
彼の名前を呼んだ後は、口を金魚のようにパクパクさせて乾達と不二を交互に見る。

乾達を見れば嫌なニヤニヤ顔でこちらを見ており、不二を見ればいつもの変わらないニコニコ顔でこちらを見つめる。

大石)お、俺は遠慮するよ。不二だけ飲めばいいんじゃないかなぁ〜……

じわりじわりと後ずさりをして言えば、不二は悲しそうに眉を下げた。

不二)なんで?一緒に飲もうよ。僕だけなんて寂しいじゃないか

大石)誰かと飲みたいなら他を誘ってくれ。俺は絶対に嫌だ

不二)だったら菊丸、一緒に飲もうか?

菊丸)にゃ゛!?

大石が断固拒否するので仕方なく、彼の次に目に入った菊丸を指名する。
指名された菊丸はサッと素早く美姫の背後に隠れると大きな声で叫んだ。

菊丸)嫌だもんね!!大石でいいでしょっ!一番最初に不二は大石と飲むって言ったんだから大石と飲んでよっ!俺は飲まないもん

大石)え……英二っ!!

”裏切ったな! ”という顔でキッと菊丸を睨み付ける。
意外とこういう些細な事がペアの間に亀裂が入るきっかけになったりする。

不二)じゃあ、一緒に飲もう

大石)俺はもう英二とはペアを組まないからな!!そこは普通、だったら代わりに飲むよぐらいの事を言えぇー!!

不二に肩を掴まれて引きずられながら菊丸に言い放つ。

美姫)大石ってキレるとあの前髪?なのか?なんかあのピョンとなってる髪が逆立つんだ。恐ろしい

菊丸)ど、どうしよう!大石にペアをもう組まないって言われた……

美姫)代わってやればいいんじゃないの

菊丸)あ。それは無理

701.美味しい?→←699.まさかまさかの道連れ



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.7/10 (54 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
89人がお気に入り
設定タグ:テニプリ , 氷帝 , 跡部
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

moka。(プロフ) - ゆうひさん» ただいまです!本当、やっと撮影の話が終わりましたよ。長かった…お次はまた過去の話になる予定です。上手く書けるよう頑張りますのでよろしくお願いします!! (2015年1月28日 21時) (レス) id: 87f8ced713 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうひ - おかえりなさいデス!(*=v=*)ゞそしてそして、更新オツです。やっと、撮影の話終わりましたねw次はみきちゃんの過去に入りますかね?!楽しみです がんばって下さい (*∂ω∂*)キュルッ☆ (2015年1月26日 23時) (レス) id: 6e86ecb774 (このIDを非表示/違反報告)
moka。(プロフ) - 菊丸星華さん» ただいまです!とても楽しかったですよ。沖縄料理がすごい美味しくて…… (2015年1月25日 21時) (レス) id: 87f8ced713 (このIDを非表示/違反報告)
菊丸星華 - お帰りなさい!楽しかったですか? (2015年1月25日 11時) (レス) id: bab13a277d (このIDを非表示/違反報告)
moka。(プロフ) - 湊さん» ありがとうございます!!今、那覇空港に着きました。楽しんできます! (2015年1月20日 13時) (レス) id: cb56cc312a (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:moka。 | 作成日時:2014年9月6日 12時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。