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「大貴、晩ご飯出来たわよ〜！
食べないの〜？」
「あぁ〜後で食うわ」
家のベッドに寝転がって、今日薮ちゃんに言われた言葉を何度も思い出していた。
長くない。
一年持たない。
自分の一年後ってなにしてるんだろ。
たぶん、普通に部活して、どうせアホなこと言って笑ってんだろうな。
自分にとっては何ともないただの一年。
だけど光くんにとっては人生の最後の年になるかもしれない。
『だ、だいちゃん』
恥ずかしそうに、でも嬉しそうに名前を読んでくれたあの笑顔がずっと脳裏に焼き付いていた。
もう会わないのだとしたら。
せっかく友達第1号になれたのに、こんな終わり方でいいのかな？
死んでほしくない。
でも本当に死んでしまうのなら、
少しでもいい思い出を作ってほしい。
俺でよかったら、その思い出の片隅にいさせてもらえないかな？
決めた。
俺、頑張るよ。
光くんの親友になれるように。
引きずってほしくない、って薮ちゃんは言ったけど
引きずってなんぼでしょ？
光くんが生きた証。
俺は絶対忘れたくない。
それから俺は光くんに頻繁に会いにいくようになった。
休日の部活帰り。
早帰りの日。
10分でも20分でも時間が出来たら
会いに行くようにした。
1番の友達になれるように。
本当はそれだけの感情じゃないけれど。
この思いを伝えたらきっと
友達じゃいられなくなるから。
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えはと(プロフ) - ひー。さん» いつもありがとうございます！どっちも進められるように頑張ります！ (2018年12月1日 17時) (
レス) id: e291ea7c47 (このIDを非表示/違反報告)
ひー。(プロフ) - 新作待ってました!! これからの展開が楽しみです!! 同時進行頑張ってください!! (2018年12月1日 14時) (レス) id: 26f1b61412 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：えはと | 作成日時：2018年12月1日 12時
