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4人がかりで殴られてて…そのうち1人の手がズボンにかかった。
「やめてよぉっ！ぃやだっ、助け」
「お金くれたらいいって言ったじゃん〜。
いやなら、体で払って貰わないと」
「まあまあ綺麗な顔してんじゃん〜、
泣いたら台無し。ま、唆られるけど」
どこかがブチンと切れた音がした。
……ふざけんな。
「お、おい！薮！」
その時の伊野尾の声なんて全く耳に届いてなくて。ただただ助けなきゃって思いでいっぱいだった。
「お前ら、手ぇ離せ！」
�睫擇�んの前に立ちはだかってそいつらの手をはたいた。
「誰だよお前！」
頬に鈍い衝撃が走る。じんわりと血の味が広がるのに冷静に切れたんだなと分析していた。
「こいつの兄貴だよ！」
苦し紛れの言い訳をしつつ、殴り返そうとした。
「薮！人殴んなよ！停学、退部だぞ！」
そこの伊野尾の言葉にやっと我に返った。
だけど今はそんなことどうでもよかった。
次期キャプテン候補とか、まあまあの進学クラスからの卒業とか、そんな名誉より大切なことが
今、目の前にある。
正当防衛レベルの反抗はしつつ高木くんを守り続けた。体育の柔道が役に立つなんて思いもしなかったな。
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えはと(プロフ) - ひー。さん» いつもありがとうございます！どっちも進められるように頑張ります！ (2018年12月1日 17時) (
レス) id: e291ea7c47 (このIDを非表示/違反報告)
ひー。(プロフ) - 新作待ってました!! これからの展開が楽しみです!! 同時進行頑張ってください!! (2018年12月1日 14時) (レス) id: 26f1b61412 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：えはと | 作成日時：2018年12月1日 12時
