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「なに、どしたの！？」
大ちゃんもタオルで拭いてくれる。
「うぅ〜、ありがと…。
ちょっと待ってこれ大ちゃん汗拭いた後でしょ！くっさ！俺のタオル取って！紫色のあるから！」
「使用済みですみませんねぇ！
薮ちゃんロッカー漁るよ？
……薮ちゃん、なにこれ。クッキーあるじゃん」
「あ、高木にもらっ……」
……あ。
隠そうと思ってたのに。
うわ、なんて言い訳しよ…。
「なに、薮ちゃん雄也と仲良いの」
涼介が突然俺のところに飛んできた。
大きな目に摘まれたように動けなくなる。
「待って。山田も高木と知り合い？！」
「俺はね、夏休みの保育園の先生体験ボランティアでたまたま一緒になって仲良くなった。向こうは保父さん目指してる訳ではないみたいだったけど…。
まあ、それからはちょくちょく会ったら話す程度」
「へぇ〜…。薮ちゃんは？」
そんな、『男に襲われてました。痴漢されてました』なんて当たり前だけど言いふらしちゃいけないこと。
しかも、大ちゃんに『転んだ』って説明してんだもん。嫌だよね。
「俺はね、たまたま電車で話して…」
「ほんと？じゃあ、なにこの服。
薮ちゃんのものっていう見覚えあるのに
なんでか高木家の匂いすんだけど」
はい、どういう関係ですか？と大ちゃんが腕を組んだ。
机挟んで2人から事情聴取を受ける。
「嘘つかないで」
「…昨日、カラオケの帰りに伊野尾といたら、高木が三高に絡まれてて、間入って、……泣いてたから家連れて帰って…それだけ」
「ほんとそれだけ？なのに、このお高いクッキー？」
…ごめん、高木。この2人にだけ話すな。
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えはと(プロフ) - ひー。さん» いつもありがとうございます！どっちも進められるように頑張ります！ (2018年12月1日 17時) (
レス) id: e291ea7c47 (このIDを非表示/違反報告)
ひー。(プロフ) - 新作待ってました!! これからの展開が楽しみです!! 同時進行頑張ってください!! (2018年12月1日 14時) (レス) id: 26f1b61412 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：えはと | 作成日時：2018年12月1日 12時
