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でも、その2人は俺達の隣を通り過ぎることなく左の細い路地に入っていった。
「やだ、離せっ」
三高のやつらに1人の高校生くらいの子が両手を壁に押さえつけられてて髪を振り乱している。
うわうわうわ、やばいところに出くわしたよ…。伊野尾に目線を送ると、携帯の画面に『通報だけする』と書いて俺に見せた。うん、そうしよ。俺達が入って勝てるわけないし。
その子をぱっと見たら、目があった気がした。
あの子……
「あの子、バスケ部の…？」
「え？」
バスケ部の伊野尾は素早く反応した。いつもの「ほぇ？」ではないしっかりとした返事。
そしてだんだんと伊野尾の目が開いていった。
「高木じゃん！ど、どしよ……」
あ、そうだ。
高木くんだ。全然面識ないけど、選択の日本史の授業の時同じクラスだったな。クラスは大ちゃんと一緒だったはず……。
そんなことより！
なんとかしなきゃ。
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えはと(プロフ) - ひー。さん» いつもありがとうございます！どっちも進められるように頑張ります！ (2018年12月1日 17時) (
レス) id: e291ea7c47 (このIDを非表示/違反報告)
ひー。(プロフ) - 新作待ってました!! これからの展開が楽しみです!! 同時進行頑張ってください!! (2018年12月1日 14時) (レス) id: 26f1b61412 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：えはと | 作成日時：2018年12月1日 12時
